第49回:パンフレット下さいと言わない。

第49回:パンフレット下さいと言わない。

(検索ワード:パンフレット 後から郵送 資料請求 カタログ)

タイトルを見て
「え?なんで?」
と思うかもしれませんが、
パンフレットがダメなわけではありませんよ(笑)。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

営業マン
ご案内は以上に
なりますが
何かご質問は
ありますか?
お客様
いえ。ありがとうございます。
パンフレットもらえますか?
営業マン
はい。ご用意いたしますね。
営業マン
次のアポも取れなかったし
連絡先も教えてくれないし
ダメだな。アレだけ
渡しておこう。
封筒にパンフレットを入れて渡してくれました。
営業マン
はい。こちらになります。
またお待ちしていますね。
お客様
はい。ありがとうございます。

いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。

この営業マンは「何のパンフレットを入れているか」の
説明すらせず封筒でお渡ししました。

まずパンフレットは見開き2ページ程度だと1冊数百円。
20ページ以上のボリュームになると1冊1,000円クラスの
経費がかかります。

見込みのないお客様には
最低限のパンフレットしかくれません。

そしてパンフレットは大きく分けると2種類あります。
①施工事例やイメージの写真が載ったもの
②性能や特徴など具体的な家の商品を解説したもの

①はあまり意味がなくなってきました。
これだけネットやSNSで事例イメージ写真が
検索しやすくなっていますからね。
※その会社が得意なテイストの事例写真があれば参考にはなります。

②は工務店クラスになると
そもそも作成していない場合もありますが、
「一般的な特徴」を説明しているだけ 場合と
「一般的な特徴に対して自社の優位な特徴を比較」している 場合が
あります。

このあたりになると
帰宅後にゆっくり特徴を読み込めるので
欲しいところですよね。

結論:〇〇の資料ありますか?と中身を指定する。

【具体的なトーク事例】

❌パンフレットをください。
⭕️構造関係の特徴がわかる資料ありますか?

❌パンフレットをください。
⭕️この展示場の間取りの特徴がわかる資料ありますか?

という感じに
展示場で「いいな〜」と思った特徴に対する資料を
ください!というのが
オススメです。

第50回につづく。