第624回:枠がないとオシャレになる(オシャレ11)。

第624回:枠がないとオシャレになる(オシャレ11)。

(ドアの枠 垂れ壁 窓枠)

オシャレな家にするのって
間取りからカラーリングから
たっくさんこだわらないと
ダメだよね・・
って思いますよね。

いえいえ
ポイント一つで
グンと華やかに
することも可能ですよ。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

営業マン
窓まわりは
こんな感じです。
サッシのフレームカラーと
木製の窓枠は
色を合わせましょう。
お客様
でも
これって
よく見る普通の
感じですよね。
もうちょっと
オシャレにしたいです。
こんな感じとか
(スマホ見せて)
営業マン
ああ。
これは枠を
なしにした
おさまり
ですね。
これは将来的に
クロスがひらくので
おすすめしませんよ。
お客様
え?
そんなの
かなり先ですよね?
気にしません。
営業マン
そんなこと
最初だけだよ。
後でアフター依頼が
きて対応するのは
ウチだからね。
ダメダメ。
いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。
枠とは
こんな感じです。

後で
クレームが怖い会社ほど
枠に頼るやり方を
すすめてきます。

クレーム防止
裏を返して
お客様が長く使う家だから
という言い回しで
やんわりと
「できません」とアピール。

少し残念な気がします。

いろんなパターンを提案して
補修のことも説明して
その上で
お選びいただく
のが本来あるべき姿のように
マスオは思います。

直すのが面倒
の一点張りで
逃げるのも少し残念です。

ちょっとこだわるだけで
グンとオシャレになるポイント
その11は
「枠」
です。

枠がないだけで
縁取りがないので
とてもスッキリした印象になります。

ディテールにこだわった
建築家のデザインが
なんだか美しく見えるのは
案外こういう部分です。

結論:枠なしの雰囲気も検討してみる。

特にインテリアにこだわった
部分にこそ
採用してもいいなと
思います。

第625回につづく。