第207回:図面のサイズは基本A3。
(検索ワード:図面のサイズ A3 縮尺 三角スケール)
家は小さい家でも
6mや8mと
車より大きなサイズです。
だから家の設計図を
原寸大で描くわけには
いきません。
当然、縮尺を使って
紙のサイズに合わせます。
普段の生活で
縮尺なんて使いませんから
少しピンときませんが
やはり家づくりが始まったら
知っておくべきポイントです。
※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。
ご希望に合わせて
リビングを広く
とっています。
広くていいですね。
この形だと
ピアノ置きたいんですけど
この辺りに
置けますか?
アップライトピアノ
なら大丈夫ですよ。
この図面は
縮尺1:100で
作図しているので
ご自宅にある物差しの
1cm = 1mです。
1.5mなら1.5cmを
書き込んでみてください。
じゃあ今使っている
テーブルも
測って描き込めば
置けるかどうかが
分かりますね。
大きな紙だから
バッグに入らないね。
ではお持ち帰り用に
A4にコピーして
きますね。
これなら二つ折りで
入りますね。
このテーブルのサイズは?
測って〜。
ってことは
1.55mだから
図面だと1.55cmね。
約1cmと5mmくらい
としておこう。
おかしくない?
この小さい図面
うまくいかない…
ああ。これは
A4に縮小コピーしている
から縮尺が変わってるよ。
しかもコピーが歪んでる。
いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。
縮尺の見方を
レクチャーしてもらったのに
渡された図面が
コピーの不具合で
A3の縮尺が1:100
のものを
小さくコピーしているから
A4の縮尺が???
となってしまいました。
コピーで
その人の誠実さも
分かりますが
怖いのは
そのいい加減な
コピー図面が
結構出回る事です。
FAXも同じように
縮尺が合わないまま
ショールームに
送られていたりすると
キッチンの通路幅が
何センチあるのか?
カップボードの幅
変更したら冷蔵庫置けるか?
などなど
現地で混乱することも
しばしば。
住宅の場合は
建物の大きさが10m前後なので
A3サイズの横図面に
1:100(100分の1スケール)
または
1/50 (50分の1スケール)
が一般的です。
だから
作図するのも
A3に合わせて描いています。
基本がA3ですから
それを元に小さく縮小コピー
したりしていますので
A3図面が一番正確だと
思っておきましょう。
※家が大きかったり
敷地が広かったりすると
A2サイズが出てくることも
ありますが。
このケースのように
そもそもA4に小さくコピーして
二つ折りにさせて
持ち帰らせる営業マンも
問題ですけどね。