第356回:カウンターは20cm〜50cm。

第356回:カウンターは20cm〜50cm。

カウンター 奥行 キッチン前 スタディコーナー 飾り棚

よく使うカウンター。新築住宅に人気のカウンター。

さて、サイズはどうしたらいいでしょう?

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

 

営業マン
キッチンの前には
カウンターを
つくりますね。
お客様
ハイ!
このキッチン前の茶色の
はカウンターなんですね。
お客様
あと
この辺りに
パソコンできるような
カウンターが欲しいです。
 
営業マン
分かりました。
ではこの壁を
使いましょう。
そして工事が進み、
お客様
大工さん
こんにちは〜。
見に来ちゃいました。
大工さん
お世話になります〜。
どうぞ見てってください。
ココにキッチンが
来ますよ。
お客様
あ〜!ほんとだ!
なんか家っぽくなって
来ましたね〜。

 

アレ?
これって?

大工さん
これですか?
キッチンの前の壁ですよ。
ココに配膳できるように
壁の上部にカウンターを
つけたところです。
お客様
え?
カウンターって
ココにつくんですか?
てっきりダイニング側に
もっと低い位置に
つくのかと。。
それに薄い。。
配膳ってこれだと
10cmくらい?
大きなお皿置けない。。
大工さん
え。。
図面通りなんだけど。。
ちゃんと打ち合わせで
決まってないのかよ。。
あーあ、壊して
やりかえだ。。くそっ。

いやあ怖いですねぇ。でもホントよくある話です。

カウンターと笠木は、違います。どちらも上に乗せるようになりますが、意図が全く違います。

笠木とは、階段の腰壁のように、壁の頂部に乗せるもの。

カウンターは棚やテーブルとして利用するもの。

笠木は、奥行きせいぜい15cm程度です。頂部は手を触れるため、保護の目的に採用します。

しかし、カウンターは違います。用途によって、奥行きのサイズと取り付け高さが変わります。

例えば、スタディコーナーのカウンターなら奥行きは40~50cm。できれば50cm欲しいですね。

また、ニッチの場合は、壁のくり抜きに使うので、奥行きは10cm程度です。

キッチンの背面にディスプレイできる飾り棚なら15~20cmが理想です。

あんまり奥行きを深くすると(60cm超)、板が特注扱いになるなど金額がグンと上がりますのでご注意ください。

結論:用途に合わせて、奥行きを選ぼう。

カウンターを使うのはお客様です。スタッフ任せにせず、きちんとサイズはチェックしましょう。見学会の参加チャンスがあれば、ぜひ体感しておきましょう。

第357回につづく。