第294回:照明はオシャレor作業で色を選ぶ。
電球色 温白色 昼白色 昼光色 オレンジ LED
インテリアの打合せでは、床・壁紙・窓・家具など、いろんな要素を選んでいきます。その中でも大きく影響するのが「照明の光」。光の色でかなり空間の雰囲気は変わります。
・あたたかそうな、雰囲気
・明るく広々な、雰囲気
・気持ちのいい、雰囲気
いろんな仕上がりがありますが、選ぶポイントは「部屋の用途」。
※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

オシャレな感じに
したいです。

光の色も
オレンジ系が
良いですよ。

良いですね〜。
でも暗くないですか?

不安なようなら
器具の点数を
少し増やしましょう。

あ。でもそれだと
費用上がります?

器具点数が増えれば
器具代金と
配線代金が
かかります。

そうですか。。
光の色って
白いのが
明るそうですよね。

こんな感じですね。
白い方が明るく
感じますよね。

オレンジの光を
混ぜるとどうですか?

この写真のようにすれば
違和感はないかなと。

結局どれにするんだよ。。

選べって感じ??
いやあ怖いですねぇ。でもホントよくある話です。
お客様が感じているように、提案はゼロ。カタログから選んでの打ち合わせになっていて、残念です。
まず、照明を選ぶ前に、多くの方が持っている”2つの思い込み”を知っておきましょう。
【一つ目の思い込み】
まずアパートにお住まいのお客様は、天井のシーリングライトに慣れているので
「白い光が、明るい」
の先入観があるところからスタートします。
部屋の天井中央に取り付けするシーリングライトは、部屋全体をまんべんなく明るく照らしてくれますから、照明の目的はこれで十分です。
【二つ目の思い込み】
照明カタログにも記載していますが、明るさの量:W(ワット)数が同じなら、明るさは同じです。デザインが違っても60Wなら60Wです。
でも、「オレンジの方が暗く感じる」
の印象をお持ちの方がほとんどです。
この思い込みを理解しておいて、W数や照明器具点数を選べばOKです。
光の色は、
・オレンジ:くつろぐ、お洒落
・白 :勉強、高齢者
と思っておいてください。
疲れて帰宅してのんびりしたいのに、オフィスのように白く明るい空間は覚醒状態を促進するので、やすめません。
小説を読んだり、絵を描いたりするのに、色味がわかりにくいオレンジの空間もやや困ります。
例えば、電球色の照明は
和室の照明は、だいたいオレンジです。でもこれが白い光だと、
同じ和室の照明でも、LEDタイプなので光の色を選ぶことができる機能(調光)があると、くつろぐときはオレンジに、お手紙を書くときは白にと自由に変更できます。
結論:その部屋で「何をする」かで選ぼう。
だから照明選びは、一部屋ずつじっくり考えていきましょう。楽しいですよ。
リビングの中にオレンジと白が混ざってもいいのかな?
と迷っている方はこちらも参考にどうぞ。
家ブログ第349回:照明色混ぜてもおかしくない?
第295回につづく。