第343回:外観パースに表記されないもの。

第343回:外観パースに表記されないもの。

(検索ワード:雨樋・エコキュート・電気メーター・エアコン・室外機・パース)

お客様は平面図面だけでは
イマイチ自分の家の
空間イメージが
想像つきません。
そこで出てくるのが
「パース」。
家の外観と部屋の室内
それぞれ外観パース
内観パースと呼びます。

おお!と興奮するのですが
完成予想図なるこのパース
よくよく見ると・・

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

お客様
どんなプランが
出てくるのか
楽しみだね〜〜。
一方、住宅会社の事務所では、
営業マン
やばいなあ
商談明日なのに
まだプラン作ってないや。
やべ。。

あ〜〜パースつくるの
時間かかるし面倒くさいなぁ。
ま、イメージだし。
あんまり細かくは
描けないよ。

そして提案当日、
営業マン
そしてこちらが
外観イメージです。
お客様
おお!
いいですね〜〜。
なんか自分の家って
思うと嬉しくなりますね。
営業マン
ラッキー。
気に入ってくれてよかった。
まあ前回見せた
モデルを基本パクって
少し直しただけだからね。
そして打合せを経て工事が進み、
お客様
あ!
足場が取れてる〜〜!
外観出た!!

あっ。。。
あんなところに
換気扇つくの??
え〜〜。

雨のパイプも
なんだか気になる。。。

あのパースには
そんなのなかったよ。。

いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。

営業マンの話にもあったように
パースを作成するのは
実は割と手間です。
家を手がけるのが好き。なんて
言いますけど、
やはり営業職のほとんどは
「カンタンに済ませたい」
と考えるタイプがほとんど。
※じっくり作り込むタイプも
 いますけどね。

だから
いかに短時間で
・見栄えよく(お客様にウケるように)
・そのまま採用される
この2点に
全集中します。

裏を返せば、
・見栄えの悪いものは省く
・オプションも含める

という事になります。

見栄えを損なうのは
・雨樋
・電気のメーターボックス
・エアコンの室外機や配管ダクト
・換気扇のフード
・エコキュート

です。
どれも足場が取れて
外観お披露目の時に
初めて勝手に取り付いていると
ショックを受けるものばかり。

住宅会社によっては
立面図にも記載がないケースも。

結論:上記のパーツがどのように取り付くのか聞く。

パースに描いてくださいと
言ってもなかなか
反映してくれないでしょうから
しっかり立面図に記載または
どのあたりに取付になるかを
説明してもらってくださいね。

楽しみな外観お披露目で
がっかりなんてさみしすぎますから。

第344回につづく。