第655回:契約に必要な金額はいくらから?(質問85)
手付金 契約金 申込金 とりあえず契約
マスオが受けた質問のご紹介コーナー。
今回は、「現金っていくら必要なのかな?」
確かに気になりますよね。
※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。
A社では、

絶対お得です!
とりあえず
申込の10万円
ご用意できませんか?

とりあえず10万って
何?

どれくらいお考えですか?

全部ローンでも
いいんですか?

100万契約じゃないと
歩合報酬カウントに
ならないしなあ。

契約時にいくらか
お預かりするようになりますね。
100万円は用意できませんか?
C社では、

手付けに10%は
入れてもらわないと。

後から契約やめられると
迷惑だからな。

1500万の土地だから
150万円・・・。
いやあ怖いですねぇ。でもホントよくある話です。
頭金ゼロで家が買える。これは嘘です。
正確には、「頭金ほぼゼロ」で、です。
では、ほぼとは
・いつ
・いくら
必要でしょうか?
土地の契約に20万円以上
建物の契約に10万円以上
これが最低ラインと思ってください。
まず、契約が成立するのに契約金の額は関係ありません。 でも額が関係ないからとあまりに少額(1万円程度)では、すぐキャンセルできてしまいます。
やっぱりやめますと言うときに、1万円なら戻ってこなくてもまあいいかとなりやすいためです。
だからある程度(10万円以上)の契約金が求められます。
今回のやりとりのように、住宅会社の営業マンが契約をとったことで歩合をもらう条件が「契約金100万円以上」という仕切りも実は多いので、多めに求めてくる場合もあります。でもここは気にしなくても大丈夫です。
住宅会社は、10万円の契約金で大体受けてくれます。
土地を購入する場合は、もう少し意味合いが変わってきます。
土地の契約は「宅建業法」に基づいた手続きになるので、「手付契約」と言う形式にを取ります。手付(てつけ)、つまり、この土地買います。と手を付けることに対するお金を手付金と呼びます。
土地の契約金は、手付金と呼ぶのはこのためです。
手付契約は、やっぱりやめる場合は「支払ったお金は戻ってきません」と言うルールです。
だから、
・売る側は、多く手付金が欲しい
となります。多く払ったらやめにくくなるからです。
でも大切なお金ですから、20万円以上なら大丈夫です。
ここは10万円ではありません。10万円は少なすぎると不動産屋が嫌うケースが多いためです。
結論:契約時に10〜30万円は必要。
契約行為は現金が必要ですが、あとはローンで対応できますよ。
第656回につづく。