第66回:完成見学会で見るところ①。

第66回:完成見学会で見るところ①。

完成見学会 オープンハウス 見学会で何を見る この家いくら オプション

住宅展示場の見学をした感想で多いのは、

「家が大きすぎるから、よく分からなかった」です。

だから住宅会社では、完成見学会を案内してくれます。

その会社で建てた家の、リアルな実物が見学できるのでぜひ参加して欲しいと思います。

今回はその家が「見栄えのする家だった時」の対応です。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

 

営業マン
どうですか?
この見学会の家にも
先週ご案内した
住宅展示場の雰囲気が
採用されて
いますよ。
お客様
ウンウン〜♪
この水回りの間取りは
やっぱり使いやすそうで
イイですね〜〜。
お客様
リビングも広いし、
お風呂もゆったり〜。
カップボードも
オリジナルの木の質感が
住宅展示場と同じ感じで
素敵です〜〜♪♪
営業マン
この家には
かなりオプション
入ってるからなぁ〜。
うま〜く説明しておかないと
高い!って言われちゃうよ。
営業マン
この家の大きさが
4LDKで建坪37坪なので
弊社で一番よく建てられて
いる大きさです。
お客様
あの〜。
聞きにくいんですけど、
この家でだいたい
おいくらですか?
(ドキドキ)
営業マン
きた!
営業マン
そうですね。
他のお客様も
いらっしゃるので
大きな声では
言えませんが、
だいたい本体が〇〇万円くらいで
あとはオプションですかね。
お客様
へぇ〜〜!
それくらいで
こんな家が建てられるん
ですね〜〜
お客様
あ。ここは結構
イイかも〜〜。
営業マン
もちろん
オプションもありますので
ジャスト〇〇万円
と言うわけでは
ないですよ。
お客様
あ。はい。
それはもちろんです。

いやあ怖いですねぇ。でもホントよくある話です。

一発目に、大きな展示場をお客様に見てもらってテンションを上げる。

その次は、二発目に、実際の家を見てもらって、ウチでも建てることができるね。

の戦略ストーリー通りに、完全にお客様のテンションが上がりきってしまっていますね。

お客様は、最初の住宅展示場を見て、家は大きいけど素敵だった。次の見学会を見て、リアルサイズでも私たちには十分と満足。そして金額も手が届きそう。と気持ちが盛り上がっています。

そして、

「購入できるかも」

との期待で、さらにテンションが上がります。

しかーし!ここに最大の「落とし穴」があります。それは、

この営業マンは「本体価格」と言いましたね。

オプションの詳細は隠したままです…。

これが後々、プラン見積もり提案になると、

「あれ?思ったより高くない?」
「そうか。ウチの選んだオプションが高いんだ」
「じゃあ、予算を下げないと」
「減額調整しないと・・・」

となるのです。

これが、契約をした後の場合だと、悲惨です。

何が間違っていたのでしょうか??

答えは、「家の総工費」を聞いていなかったからです。

総工費とは、家にかかった総額です。

本体価格もオプションも付帯工事も外構も照明もぜーんぶです。

結論:見学会の家の「総工費」を、聞く。

「お客様の家なので答えられません」

の営業トークに騙されてはいけません。

購入を考えている商品の価格を知るのは、当然です。

「何が標準で何がオプションか」

要望を注文して建てる注文住宅だからこそ、この質問は絶対必要です。

そして、家は諸経費も必要です。現金で購入と住宅ローンで購入ではこの諸経費も変わります。

第67回につづく。