第761回:支払いが早くない?(質問106)
工事代金 着工金 中間金 つなぎローン
マスオが受けた質問のご紹介コーナー。
今回は、「着工する前にお金半分以上支払うの?」
確かに気になりますよね。
※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

それでは
来週着工金と
中間金を
つなぎローンで
実行させて
もらいますね。
来週着工金と
中間金を
つなぎローンで
実行させて
もらいますね。

はい。
お願いします。
お願いします。
その夜、

え?
なんかそれ
おかしくない??
だって着工は来月だろ?
まだ2週間以上先だよ。
なんかそれ
おかしくない??
だって着工は来月だろ?
まだ2週間以上先だよ。
それに中間金まで
同時って・・
つなぎローンの
利息高くなるんじゃない?

たしかに
そう言われた
おかしいよね。。
そう言われた
おかしいよね。。
また今度の打合せで
聞いてみようよ。
1週間後、

弊社は
会社更生法申請しました。
会社更生法申請しました。

!!!!!!
え?
何?
どうゆうこと??
いやあ怖いですねぇ。でもホント実際にある話です。
住宅会社は手元のお金が少なくなったら、コンクリート代金や大工さんへの支払いなどに困ります。倒産を避けるために、少しでも早めに集金をしようとします。
今回のように、着工段階で、一気に中間金まで住宅ローンのつなぎ資金を実行するのは明らかに、資金不足の傾向があります。
例えば、3,000万円の住宅工事の契約として、
着工時1,000万
中間時1,000万
最終時1,000万
の支払い方法だったとします。
でも着工前に2,000万ください。と言われたらどう感じますか?
その後、会社が倒産してしまったら・・・
基本的に支払ったお金は戻ってこない・・と思っておいた方がいいです。長い期間裁判をしてもお金が戻ってくる保証がないからです。
恐ろしい話ですが、実際にある話です。
だからこそ、支払いは「契約書」に沿って行いましょう。
結論:早すぎる支払い要求は、危険。
信用していたのに裏切られるケースに対して、リスク回避のためにも「払い過ぎ」にはご注意ください。
第762回につづく。