広いねと言われる玄関のつくりかた
「玄関の雰囲気が、すごくいいよね〜。」と友達がビックリする玄関にしよう。

リビングを優先的に広くしたいけど、
味気ない玄関を、もう少しなんとかしたいあなたへ。
お金をかけなくても、
素敵な印象の玄関に早変わりする方法を
ご紹介します。
「玄関の雰囲気が、すごくいいよね〜。」
遊びに来た友人が、思わず口にしちゃう、
玄関の印象をキモチよくする設計ポイントとは?
「リビング優先で、玄関は後回しになっちゃうなぁ。」
まず、リビングを広くしたいし
実家のような大きな廊下はいらないよね。
間取りの優先順位で考えると
玄関ってどうしても後回しになっちゃうなぁ。
でもオシャレな家は
玄関もやっぱりいい雰囲気。
ウチもそうしたいなぁと
ホントは思っている。
でも、どうしたらいいのか
分からない。
あなたにもこんな心配は
ありませんか?
新築計画のお客様から
よくお聞きするご相談です。
玄関って、収納のことしか頭になかったかも。。
間取りを考える段階で、
玄関は
「靴の脱ぎ履き」と「収納」
しか頭にない状態で
計画をすると
味気ない玄関になります。
とても多いケースです。
実は、雰囲気のいい玄関には
必ず「見せ場」があります。
その「見せ場」に
季節感
家族らしさ
癒しのある空間
を組み込むことで
玄関に入った印象が
とっても素敵な空間に
早変わりします。
毎日使う空間だから
玄関に入った瞬間に「お〜〜」と感じる
5つのポイントをご紹介しますね。
1) 下駄箱をスッキリ
2) 照明にこだわる
3) 框を長くする
4) 窓を使う
5) ドアを外す
では、早速、一つずつ解説していきますね。
1) 下駄箱をスッキリ
一般的に多い
コの字型下駄箱は
収納量とカウンター機能の
両方のバランスを
考えた商品です。
玄関をより広く見せるには
「ローボード」タイプを
選びましょう。

これだけで
グンと広く見えますよ。
ここで気になるのは
「収納が足りないんじゃ・・」
という点。
一般的な玄関収納の
中身はこんな感じです。

ローボードでも
家族4〜5人分はOKです。
2) 照明にこだわる
玄関の照明は
特に指定をしなければ
「ダウンライト2灯」
の提案になりがちです。
でも、
ゲストが最初に足を踏み入れる
玄関だから
照明にこだわると
入った瞬間に
「お!」
と言わせちゃえます。
3パターンご紹介しますね。
パターン①:壁を照らす

間接照明(コーニス照明)を
入れるだけです。
下駄箱の上に置いた
小物にも光が当たって
いい感じになりますよ。
パターン②:分散する

目を引くペンダントライトを
一つ吊るすだけで
玄関の印象が
グンと華やかになります。
好きな照明器具を
採用するのに
オススメです。
パターン③:奥を照らす

奥側の壁を照らすことで
奥行きを感じる
ライティングです。
光の当たる壁に
アクセントウォールを
組み合わせると
より雰囲気が良くなります。
手前のダウンライトは
靴の紐結びなど
座り込んで作業する
時の予備も兼ねています。
3) 框を長くする
框(かまち)とは、
土足と上履きの
段差ラインにある部材のこと。
この框を長くすると
玄関がグンと広く見えます。
靴もたくさん並びますので、
二人並んで
靴を脱ぎ履きするのも
スムーズです。
玄関の面積を
変えなくても
このように
広くできるんです。

家の顔は「玄関」です。
少しパターンを変えるだけで
印象も変わるので
ぜひ検討してみてくださいね。
さらに、
シュークロ
(SIC:シューズインクローゼット)
がある場合でも
このように框を長く
することができます。

どのパターンも
同じ9コマの中で
対応できます。
4) 窓を使う
マンションになくて
戸建にあるもの。
それは玄関の窓です。
せっかくの窓を
うまく使うと
明るく広い玄関になります。
パターン①:下駄箱に窓

下駄箱をローボードに
したので、その上に
大きな窓を配置すると
明るく気持ちのいい玄関に
なります。
照明のパターン②を使って
オシャレペンダントライトを
吊り下げると
夜も楽しみな玄関になって
疲れて帰ってきても
ドアを開けると
癒されますね。
パターン②:室内窓

窓は外部だけでは
ありません。
リビング側に
「室内窓」を
つくると
間接的に明るい玄関に
なります。
玄関から直接リビングの
様子は見えないけれど
つながりを感じる
ほっこり玄関に
なりますよ。
パターン③:中庭を見る

中庭のある間取りや
坪庭のある間取りを
計画されているなら
ぜひ玄関から見えるように
してみてください。
広く見えるだけでなく
見栄えのする
素敵な玄関ができあがります。
5) ドアを外す
間取りの段階で
意識して欲しいのは、
「正面にドアをつくらない」こと。
実はドアが
正面にあるかないかで
雰囲気が大きく
変わります。

これは後から
変更できませんから
間取り段階から
意識して計画してください。
ポイントは、
玄関に「魅せる壁をつくる」です。
まとめ
5つのポイントをもう一度。
1) 下駄箱をスッキリ
2) 照明にこだわる
3) 框を長くする
4) 窓を使う
5) ドアを外す
すべて採用してみると、
こんな感じになります。

おしまい。