第121回:雨天時にしてはいけない工程。
(検索ワード:雨ふり 土間コン ダメ)
工事が始まると
毎日ウキウキしますよね。
でも建築は天候に左右される業種です。
大切なマイホームの
生産(工事)になると
「ウチは大丈夫?」と
心配になりますよね。
特に雨が降る時は。
※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

工事も始まったから
毎日現地を通るのが
楽しみだな〜。
アレ?
明日降水確率90%だ。
確か基礎工事って。
毎日現地を通るのが
楽しみだな〜。
アレ?
明日降水確率90%だ。
確か基礎工事って。

あのう。
明日は雨だけど
基礎工事
するんですか?
明日は雨だけど
基礎工事
するんですか?

はい。
コンクリートを
打つときに
雨が降ってなければ
大丈夫ですから。
コンクリートを
打つときに
雨が降ってなければ
大丈夫ですから。

あ。そーなんだ。
じゃあ大丈夫かな。
じゃあ大丈夫かな。
そして翌日。

あれ?結構
降ってるなあ。
あれ?現地に
ミキサー車が
見えるけど?
降ってるなあ。
あれ?現地に
ミキサー車が
見えるけど?

おーい!
降ってきたから
早く終わらせろ〜!
ガーガー(ミキサー車の音)
降ってきたから
早く終わらせろ〜!
ガーガー(ミキサー車の音)

ったく。
大工の都合で
上棟の日程を
変更できないからって
なんでわざわざ今日
コンクリート
打つハメになるんだよ。
あ!アレお客では?!(汗)
大工の都合で
上棟の日程を
変更できないからって
なんでわざわざ今日
コンクリート
打つハメになるんだよ。
あ!アレお客では?!(汗)
いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。
まず会話で出てくる「打つ」という表現ですが、
生コンクリートを流してコンクリート形状を
つくる作業を「コンクリートを打つ」
と言います。
一邸一邸
家が違うので
基礎の形も異なります。
現地で作った型枠に
鉄筋を組んだ
「池」の中に
工場で調合してきた
「生」のコンクリートを
固まらないようにグルグル
回しながらミキサー車が
現地に運んできます。
それをガーっと
流し込んでいきます。
つまり
この流れは止められません。
雨が降ったら
調合したコンクリートが
水分量が変わるので
本来、「雨天時にはコンクリートは打たない」
のが常識です。
ところが、
工事の都合という言い訳で
雨天時なのに
やってくれちゃう悪い業者がいます。
表向きは
「コレくらいの雨なら大して性能に影響がない」
「すぐ雨養生するので問題ない」
という言い方をします。
本音は
「今日基礎の工程を終わらせないと
この後の工事に影響が出る」
「日程を後ろにはズラせない」
という会社の都合の場合がほとんどです。
結論:雨天時はコンクリートは打たない。
朝起きて雨天なら
電話一本でミキサー車の手配を
中止できますから、
「雨天時は打たないでください」と
あらかじめ伝えてくださいね。
保証だ強度だと
言われても
信頼関係が崩れたら
その後の工事は
ロクなことにはなりません。