第154回:コスパがいいと言う嘘。
コスパ 標準仕様 安い コストカット
コスパ(コストパフォーマンス)がいい。とよく聞きます。
言い換えると、「この値段でここまでついててお得!!」という意味です。
では「どこまで」ついていたら納得できるでしょう?
※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

コスパが良いので
無理のない支払いで
新築計画が可能ですよ。

言うと?

このプランでの
新築本体価格は
1,680万円(税別)です。
この中には
照明・カーテン・
建築確認申請費用も
含まれているんですよ。

照明やカーテンって
含まれてないのが
普通なんですか?

でも住宅業界では
「照明器具」
「カーテン」
は家具扱いなので
家の工事代金には
通常含まれないんですよ。
ヒドイでしょう。
ウチはそんなことは
しませんから
最初から含まれているんです。

そうなんだ〜〜〜。
それは良心的ですね。

家を建てるには
許可をもらわないと
いけませんが、
この申請費用も
通常は別扱いなんです。
ウチは建てるには必須の
手続きなので
最初から含まれています。

なんだから
こっちは
最初から含まれている
もんだと思いますよ。

だからウチはこのような
明快な見積にしているんですよ。
モチロン、特殊な申請費用や
古家の解体と言った
個別特殊工事は
別途必要ですけどね。

特殊な事は
別ですよね。

分かりやすく
お金の説明を
してくれると
分かりやすいんだよな。
ココはいい感じだ。

いい感触だ。
あとは仕様の説明を
ジンワリしていけば
いいね。
コスパがいい
▼
ココまでついてる
トークは効くね。
いやあ怖いですねぇ。でもホントよくある話です。
コスパが良いとは、ここまでついてお得。という意味です。
この後の展開は、こうなっていきます。
営業「キッチンはガスコンロになります」
「IHをご希望であればオプションです」
「ウチはガスのお客様が多いので。
あまりIHは採用されませんよ。
(暗にIHはゼイタク品だと匂わせる)」
お客様「そうかぁ。でもウチはIHにしたいから
そこはオプションでも採用しよう」
営業「照明器具はリビングにダウンライト3個
が基本になります」
「4個ですか?それなら器具+1個と
配線+1箇所がオプションになります」
お客様「まあ1つ増やしたから仕方ない」
標準仕様(新築本体価格に含まれている内容)が、個数が少なくグレードも低いと「え?これもオプション?」となります。
ここまで、ついてるからお得。だったのが、ここまでって大したことないなぁ。
とわかった時にはすでに契約後。
こうならないために、どうしたらいいでしょうか?
答えは、簡単です。実際の家を見ることです。
家にこだわらない方は、建売住宅を現地で確認して、これで十分だと納得して契約します。
注文住宅で建てるなら、実際に建てた家の完成見学会に参加して、どこまで含まれているかを実物で確認しましょう。
キッチンはコレです。照明器具はコレです。コンセントはこの個数が基本です。天井高さはコレです。全て実物だから体感してわかることなのです。
結論:標準の内容は、実際の家で確認しよう。
説明資料ではなく、実際の家を見てくださいね。この体感こそが一番記憶に残るので安心です。
第155回につづく。