第166回:私は特級建築士と言うヤツ。
(検索ワード:特級建築士 図面アピール 経験自慢)
日本の建築士資格は
・一級建築士
・二級建築士
・木造建築士
の3つです。
でもなぜか
住宅会社や建設会社の中には
「特級建築士」を
名乗る人がいます。
※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。
前回のご希望を
反映した修正図面を
つくりました。
いかがですか?
反映した修正図面を
つくりました。
いかがですか?
あ〜いいですね。
リビングがずっと
広くなってる〜。
リビングがずっと
広くなってる〜。
そうでしょう。
コイツがもたもた
していたから
私が図面に少し
手を入れたんですよ。
コイツがもたもた
していたから
私が図面に少し
手を入れたんですよ。
ほらみろ。
喜んでくれてるじゃないか。
え?この図面
部長さんが
考えてくださった
んですか?
感激です〜〜♪
部長さんが
考えてくださった
んですか?
感激です〜〜♪
ワッハッハ。
いやいや。
私もこの道長いですから
特級建築士ですわ。
ワッハッハ。
いやいや。
私もこの道長いですから
特級建築士ですわ。
ワッハッハ。
チェ。
出たよ。特級建築士。
あーあこれで
お客様の前で
俺はレベル低いと
思われちゃったよ。
やりにくいな。。
出たよ。特級建築士。
あーあこれで
お客様の前で
俺はレベル低いと
思われちゃったよ。
やりにくいな。。
でもこのプランだと
少し収納が少なく
なっているので
このへんとこのへんに
収納が欲しいです。
少し収納が少なく
なっているので
このへんとこのへんに
収納が欲しいです。
奥さん!
部屋が広い方が
家具も大きいのをドーンと
置けますし
ゆったりしますよ。
ちっこい収納なんて
ちょこちょこ
つくっても
窮屈ですよ。
収納たくさんつくったら
ものが増えるばっかり。
これくらいがちょうどいいんです。
断捨離ですね。
ワッハッハ。
部屋が広い方が
家具も大きいのをドーンと
置けますし
ゆったりしますよ。
ちっこい収納なんて
ちょこちょこ
つくっても
窮屈ですよ。
収納たくさんつくったら
ものが増えるばっかり。
これくらいがちょうどいいんです。
断捨離ですね。
ワッハッハ。
そ、そうですかね。。
え〜〜〜〜。
なんかこの人のペースで
プラン決められそう。。
なんかこの人のペースで
プラン決められそう。。
いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。
「特級建築士」
といった資格は存在しません。
業界では
「俺は資格はないけど
経験が長いから
資格しか持たないペーペー
よりよっぽど建築士だ!」
と言うジョークも
含めた表現として使いますが、
実はこういった
偉い人・工務店の社長さん
あたりの方が
間取りの打ち合わせに
入ってくると
有無を言わさず
グイグイ進めてきます。
これが結構
困ります。
お客様は
「偉い人がよくしようとしてくれているから
なんだか言いにくい」
営業マンは
「上司だからお客様の様子が嫌がっていても
何もできない」
特級建築士は
「一度気に入ってくれてると踏んでいるから
空気を読まない」
この状況になると
大変です。
逆に特級建築士のいいところは
「気に入ったプランになったら
一気に進めてくれる」
「予算も含めてまとめてくれる」
の様な力強い面もあります。
結論:特級建築士が「悪い」場合はその打合せは早く済ませる。
相性や商談の後押しになるなら
問題ありませんが、
「悪い」場合は
いったん、その打合せを早めに切り上げて
「やっぱりアレは嫌です」
と担当者に伝えましょう。
特級建築士は会社の上席であることが
多いため
「話がまとまれば契約」
と一気に詰めてきますので
くれぐれも「悪い」場合は
商談をすすめないように。