第27回:収納=WIC では芸がない。

第27回:収納=WIC では芸がない。

(検索ワード:ウォークインクローゼット 収納 収納少ない 収納多め 適正な収納量 収納率)

WICとはウォークインクローゼットのこと。
図面に部屋名として表記すると長すぎるので三文字に。
使いやすい間取りの提案として
収納をどう計画するか?は
大きな問題です。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

営業マン
今回のプランは
奥様のご要望を取り入れて
収納をたっぷりと
つくりました!

自信満々にプランを提案してくれました。

お客様
このWIC
大きいですね♪
何帖あるんですか?
営業マン
はい!
3帖です!
お客様
てことは
お風呂よりも
広いんですね。
営業マン
はい!
そうです!
お客様
でもこの広さだと
何をしまったらいいかなぁ?
そんなに服も多くないし。
営業マン
え?
収納たくさん欲しいって
ヒアリングの時に
言ってたじゃん。
中身まで知らないよ。
営業マン
収納は広いに越したことは
ありませんよ。
住んでいればモノも
ドンドン増えますし。
お客様
そうですね。
でもドンドンココに
仕舞い込んじゃっても
家に倉庫つくりたい訳じゃ
ないしなぁ。
営業マン
な、なんだよぉ〜
大きい収納で
文句言われても
困るしなぁ。
あとは契約してから
設計と話してくれよぉ。
営業マン
ご希望なら収納の大きさは
自由に変更できますよ。
設計との打ち合わせで
後日詳細を決めていきましょう。
お客様
後から決めようって
言われても
ココは使いやすさで
重要なところだと
思うしなぁ。
よく見ると
この間取り、
このWIC以外に
収納ないじゃん!

いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。

営業マンは基本的に「間取りの話は嫌い」です。
なぜかって?
それは面倒くさいからです。
間取りの話は1〜2回で決まるものでは
ありません。
1〜2回で決まるのは、
お客様が相当考え込んでいるから
やりたいイメージをすでに明確にお持ちなだけです。

結論:間取りの話に付き合ってくれる営業マンが正解。

営業マンは契約取るのがメイン。
だから細かい(面倒くさい)話は
設計に丸投げ体質です。

契約後に、このプランは少し難があるので
修正しましょうと設計から持ちかけられて
ドンドン夢が破れていくなんてケースは
とても多いのです。

収納計画は、
お客様の所有量
お客様のライフスタイル
お客様の家族構成
建築可能な家の大きさ(予算・敷地規制)
を踏まえて

間取りと一緒に考えていく
とても高度な設計業務です。

収納たっぷり → ウォークインクローゼットで対応

そんな一方通行な提案なんて
通用しません。

マスオの間取り「収納編」をご覧ください。
ぜひ使いやすい間取りにブラッシュアップしてくださいね。

第28回につづく。