第300回:図面に日付はありますか?

第300回:図面に日付はありますか?

作成日 修正日 打ち合わせ日 言った言わない

実はとっても大切なテーマです。

図面の打合せは、毎回ワクワクして

「どんな風になったかな?」
「前回とどのように変わったかな?」

とその内容に目がいきますが、

修正回数が増えるほど、後で遡って確認する時に、図面に日付がないと大変なんです。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

お客様
照明はすっきりさせたい
のでダウンライト
中心に変更したいです。
営業マン
分かりました。
では照明のレイアウトを
変更しておきますね。
そして次の打ち合わせ、
営業マン
前回の内容で
このように
ダウンライトで
まとめています。
お客様
なんかこざっぱりとして
スッキリしすぎちゃいましたね。
このあたりにブラケット照明を
入れたいです。
営業マン
え?また
変更??
もう照明の資料
工事に回しちゃったよ。。

また変更って言われるから
内容決まってから
一度で変更伝達しよ。

営業マン
分かりました。
ではこのあたりに
入れましょう。
そして次の打ち合わせ、
営業マン
前回のブラケットを
この辺りに
入れて照明器具は
後日支給で持ってこられる
流れでいいですね?
お客様
はい。
よろしくお願いします。
そして工事が進み、
お客様
こんにちは〜。
見に来ました〜。
結構工事進んでますね〜〜。
大工さん
あ!コンチハ〜。
今日は収納の棚をつけてますよ。
電気屋さんも今日は来てるので
照明の位置出し
してますよ。ホラ。
お客様
あ!ホントだ〜。

アレ?
ここ穴あいてる??

ここはダウンライト
やめて
ブラケットにしたはずですよ。

電気屋さん
え?
だってこの図面は
ダウンライトに
なってますよ(汗)
ええ?ブラケット
つくんですか?
配線出してないけどなぁ。
ホラ…
(図面を出して)
お客様
え?この図面じゃない。。

いやあ怖いですねぇ。でもホントよくある話です。

家の打ち合わせは、数回に分けて行いますので1回目と2回目の内容は変わります。

さらに、3回目の時にやっぱり1回目のアレに戻したい。なんてこともあります。

今回のケースでは、「締め切った後の変更」が社内で引き継がれていないことが原因です。

着工承認をした内容が引き継がれますから、変更・変更とズルズル言っちゃうと、担当者のうっかり忘れが、うっかりでは済まされない事態になります。

でも社内引き継ぎのことなんて、お客様側ではどうにもできませんよね。

そこで、「図面の日付」が重要になるのです。

3/1の図面
その後変更して3/10の図面

この場合3/10の図面が最終ですよね。

3/10の図面と呼べるのは、「図面に日付」が入っているからです。

結論:日付入りの図面をもらおう。

いくら図面をもらっても分からなくなります、日付入りを時系列にまとめて、そして最終図を住宅会社とお客様が同じ日付のものを持っておくことがこういったミスを防ぎます。

図面に日付が入ることで、修正内容をちゃんと図面にアップデートされます。

そのアップデートされたものをもらうことで、証拠になります。

3/10の図面が最終。こうやって呼べる状態が一番安心です。

第301回につづく。