第338回:部屋の隅まで明るくするか?

第338回:部屋の隅まで明るくするか?

(検索ワード:シーリングライト ダウンライト 部屋全体 分散配光 影)

今回は照明計画のお話。
照明器具は
賃貸がシーリングライトなので
「慣れている」分
ダウンライトへの憧れが
ありますが、
新築の場合
・明るくする
・雰囲気を出す
目的が変わると
提案もまるっきり変わります。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

営業マン
照明のご提案ですが
ご希望のイメージは
ありますか?
お客様
そうですね。
明るい感じに
したいです。
あとオシャレに。
でも予算内で(笑)。
営業マン
分かりました。
予算内ですね(笑)。
営業マン
こだわり無さそうだから
普通にダウンライトで
まとめよう。
予算も増えそうにないし。
そして提案時、
営業マン
天井にスッキリ
埋め込まれる
ダウンライトで提案を
つくりました。
均等配置だと芸がないので
少し中央寄せ気味に
しています。
お客様
へぇ〜。
いいですね。
サイコロの4の目が
キュッと縮まった
感じですね。
そして完成入居後、
お客様
ダウンライト直下は
明るいけど
隅っこになると
暗いなぁ。。

いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。

シーリングライトは
カバーで拡散されるので
部屋全体を照らしてくれます。
ただし縦長の部屋の場合は
照明から距離のあるゾーンは
暗めになりがち。

ダウンライトは
最近LEDなので
直下は照らしてくれますが
距離が離れると暗くなります。
今回のように中心に寄せる
配灯計画にするなら
壁付ブラケットライトなど
組み合わせが必要です。
ただし器具点数が増えると
予算にも影響があります。

大切なことは
・勉強部屋のように全体を
 まんべんなく照らしたい
のか
・オシャレカフェや飲食店の
 ように雰囲気を演出したい
のか

で照明計画はガラリと変わります。

シーリングライトはこんな感じ。


ダウンライトはこんな感じ。


ブラケットライトはこんな感じ。


オシャレな雰囲気を演出するには
明るいところと
暗いところを
つくる必要があるので
ぼんやり・ほんのり
といった表現が分かりやすいかも
しれませんね。
囲炉裏の炎がそうですが
炎の近くは明るいけれど
部屋の隅っこは暗い。
だから炎を中心に
ほんのりした雰囲気になります。

結論:部屋の用途とイメージで仕上がりを伝える。

可能なら
完成見学会やモデルハウスの見学を
ライティングがわかる夕方に
行くのが一番オススメです。

第339回につづく。