第86回:週に1回は工事現場を見に行く。

第86回:週に1回は工事現場を見に行く。

(検索ワード:工事現場を見たい 工事現場開いてない 日曜は休み)

地鎮祭も終わって
いよいよ我が家も着工〜〜♪
とテンション上がってきます。

土地に「〇〇様邸」と看板も出て
基礎工事が始まると
地縄マジックや
基礎マジックもありますが
やはり嬉しいものですよね。

※地縄マジックとは
 地鎮祭前後に敷地に家の位置を
 糸で示した(地縄)を見て
 ほとんどの方が
 「家が小さい〜〜」と
 不安になるマジック現象のこと。
 上棟時に解消されるのでご安心を。
※基礎マジックとは
 地縄マジックで小さ〜〜〜と
 思ったまま基礎工事が始まり
 さらに「小さい〜〜」と
 不安になるマジック現象のこと。
 同じく上棟時に解消されるのでご安心を。

しかし大切なのは上棟(据付)後の
工事です。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

お客様
昨日家を見に行ったら
誰もいなくて
入れなかったんです。
いつなら見れますか?
営業マン
そうなんですね。
また監督から
連絡させますね。

数時間後、

監督さん
昨日は別現場に
職人さんが行ってたので
不在にしていて
すみませんでした。
次の土曜日ならご案内
いつでも大丈夫です。
お客様
土曜は仕事なので
日曜はダメですか?
監督さん
日曜は職人さんが
お休みなので
すみません。
お客様
え?
私の家なのに
私の都合で
見れないの??
監督さん
日曜は、俺休みだよ。
めんどくせえなぁ。
全然休みないじゃんか。
監督さん
それでは来週の日曜日に
私がご案内します。
お客様
ありがとうございます。
ではよろしくお願いします。
お客様
今週は見れないのが
ちょっと残念だけど
来週楽しみにしておこう。

そして2週間後の日曜日。

お客様
うわあ〜〜!
随分できてますね♪
お客様
アレレ?
ここってニッチですか?
監督さん
はい。そうです。
お客様
ここはアールの
雰囲気でお願いして
いたんですけど
四角いです。。
監督さん
え?
(図面をめくって)
いや特に指示は
ないですよ。
お客様
ええ〜〜〜!
ここは玄関のニッチだから
絶対アールが
いいんですけど。
監督さん
いやもう出来てますし、
やりかえとなると
別途費用がかかりますよ。
図面には指示がありませんから。

いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。

こういうシーンで
監督さんは
ほぼこう言います。
「図面通りで工事しています」
と。

図面に記載のある内容で
工事は進みますから
当然の理屈ですが

図面に慣れていないお客様から
すれば
「そんなぁ〜〜」と
なります。

原因は
「口約束」「口だけ打ち合わせ」
の図面が悪いのです。

営業マンとの
設計さんとの
コーディネーターさんとの

すべての取り決めは
「図面」に記載していなければ
こういう被害になります。

でも図面図面と言っても
仕方がないので

結論:工事現場には、週1回は見に行く。

これをオススメします。
作業中なら
ミスは挽回できますから。

すべての住宅会社が
打合せの内容を正確に
図面に表記していれば
良いのですが
そうではないのが現実です。

大切な我が家の工事進捗を
楽しく見に行きつつ
間違っていないかを
チェックするのは
建築トラブル防止の必須だと
私は考えます。

防犯上、現地の鍵はお渡しできない。的な
トークで自由に見せてくれない
住宅会社さんなら
きちんと定期見学の日を
決めてもらいましょう。

お金を払って建ててもらっているのは
建築主であるお客様ですから。
遠慮は要りません。

え?働き方改革で
日曜まで監督に仕事させるのかって?
それは会社で仕組みを
考える話であって
お客様にもっていくテーマでは
ありません。

世の中の家づくりの在り方を
見直す時期が来ているのです。

職人さんの機嫌を損ねたくないからと
お客様が遠慮するのが
本来おかしいのですから。

第87回につづく。