16コマ:点検口を嫌わないで。
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家は長く使います。
一番良く使うのは
電気と水道です。
だから
メンテナンスの事を
考えて
「点検口」は
必要です。
床下点検口は
基礎の中にある
給水管・排水管・給湯管
のメンテナンス用。
天井点検口は
屋根裏や天井裏にある
電気配線や
換気システム
のメンテナンス用。
見た目が…と
嫌われる彼らですが
必ず必要ですから
理由と目的を
お勉強しておきましょう。
よく出るテーマは
①点検口はなぜ必要?
②点検口はどこに必要?
③その点検口は使いやすいか?
この3点をおさえて
おけば安心ですから
しっかりお勉強しましょう。
①点検口はなぜ必要?
まずはイメージ図を
ご覧ください。

よくあるお困り事が
起きた時
どうやって対処するでしょう?
点検口を使って
職人さんがその箇所を
確認することから
始まります。
点検口を使う理由は
・古くなった配管の交換
・水漏れ時の配管接続部の確認
・床下の清掃
・床鳴り時の補修
・電気配線の補修や増設
・下地の確認
メインの内容は
こんなところです。
もし点検口がなかったら、
都度、床や天井に
穴を開けて
入れるようにしないといけません。
穴を開けたら
終わりではありませんので
補修が必要です。
だから
「点検口」という「扉」が
必要です。
「点検口」は
当然人が出入りできることが
前提です。
点検口を嫌わないで
あげてくださいね。
ちなみに
床下点検口は
こんな感じです。
できれば気密タイプが
オススメです。
気密タイプじゃないと
点検口の周囲が
スキマ風の原因になるので。
もうひとつ
天井点検口はこんな感じ。
②点検口はどこに必要?
点検口が欲しい場所は
ココです。

・床下の配管接続部
ヘッダー配管のジョイント部
・天井裏の電気配線の集中部
・屋根裏のテレビ受信部
・天井埋め込み換気扇近く
・2階キッチンやお風呂の直下
どれも
「メンテナンス」時に
必ず必要なものです。
建築は人間の手づくりですから
メンテナンスには
人の出入りができる条件が必須です。
③その点検口は使いやすいか?
点検口は必要なら
つくってもいいよ。
そんな優しいお客様が
ほとんどですが、
「ココ」に必要です。
「え〜〜〜!」
「もうちょっと別の場所に…」
というケースも
少なくありません。

よくあるのは
・キッチンの床はタイルを貼るから
点検口つくると見た目が悪いので
他の場所にして欲しい
・洗面室の床に点検口をつくったけど
ジョイント部が見えない
・天井点検口のせいで
ダウンライトの位置が
決まらない
・天井点検口の位置が悪く
屋根裏に上がると
構造が邪魔して奥まで
進めない。
アフターメンテナンスが
しやすい家は
実はお手入れしやすい家でも
あります。
建築側の視点で
言うなら
「必要な場所には点検口を
つくっておこう」
ですが、
デザインの視点を
加味すると
「すこし遠くなるけど
目視点検や人の出入りが
可能ならココでもいいかな」
となります。
どちらにしても
「見た目」と「修理時」の
両方をちゃんと
おさえておきたいですね。
長文お読みいただき
ありがとうございました。