「ブラケットライトを一つ入れて、オシャレな家にしてみよう」

マスオシャレシリーズ:照明編3

「ブラケットライトのあるインテリアは、とてもオシャレに感じるね」

フォルムや光り方が印象的な照明器具って素敵

SNSや雑誌で見る素敵なインテリアは、オシャレな照明を上手に使っているのになぜかウチの照明提案はダウンライトだけ。もうちょっと素敵な提案を期待していたのに・・・なんでかな?

実は、ブラケットライトのいいところを提案するスタッフが知らないだけ。

ブラケットライトは価格が高い。ブラケットライトはお手入れが面倒。そんな安易な理由で提案する内容から外しちゃっているスタッフさんが多いのです。でもちょっとしたポイントと採用する理由がちゃんと分かっていれば、もっと提案するバリエーションは増えるんです。

解決は、ブラケットライトの使い方の”型”を知っておくこと。

ブラケットライトの使い方は実はカンタンです。しかもランプ一つでインテリアの印象がグンとオシャレになります。採用する部屋ごとに”一つの型”を持っておくだけで身近に採用できちゃいます。

もっとオシャレに見せるなら、このデザインに。

マスオシャレシリーズとは、20年間モデルハウスや住宅展示場の計画に携わってきたマスオの視点で、実際のお客様の家をもっとオシャレに見せるデザインポイントをご紹介するコーナーです。オシャレにするアイデアと共に気になるコストや採用時の注意点などもあわせて読んでくださいね。

この記事の目次

1ちょっと待って!その照明計画、大丈夫?
2今回のマスオシャレ
3ココが気になる:室内の明るさ
4ココが気になる:設置価格の差
5ココが気になる:採用時の注意点
6ココが気になる:お手入れのこと
7まとめ

1ちょっと待って!その照明計画、大丈夫?

まずは、こちらをご覧ください。

照明器具が天井に埋め込まれる「ダウンライト」。空間を最大限広く感じることができるので、「広くみせたい」時に一番使いやすい照明計画です。

次に、よく見る提案例をご覧ください。

テレビを中心にしたリビングを設計する場合に、よく使われているのがこのケースだと思います。意図しているわけではなく、結果的にこうなっているのが美しく見えるのは、「アイキャッチ」がきちんと設計されたカタチになっているからです。

オシャレに見せるには、「アイキャッチ」をしっかり考えておくことが大切です。

※その部屋に入って、一番目を引くポイントを「アイキャッチ」とよびます。最初だけでなく、いつも目を引くポイントです。

※「フォーカルポイント」も「アイキャッチ」と同じ意味です(この建築に関してですよ)。

アイキャッチに「ブラケットライト」を使ってみると、こんな雰囲気になります。

ブラケットライトとは、「壁付型の照明器具」のことです。

テレビにこだわらず、テレビがない部屋でも、照明器具をうまくアイキャッチに使うとカンタンにオシャレな空間にすることができます。

空間をオシャレにするには、
・アイキャッチをつくる。
・アイキャッチは照明一つでカンタンにつくれる。
・好きなデザインの照明を選べばOK。

お店に入った時に、思わずペンダントライトを見てしまうのは、こういう仕掛けです。

それでは、具体的にどんなアイキャッチをつくればいいのか?を実例を交えてご紹介しますね。

2今回のマスオシャレ

照明計画をもっとオシャレにする設計コンセプトは、コレ。

「ブラケットライトを組み合わせてみよう。」

それでは具体的に、事例で見ていきましょう。

「ヌックに、ブラケットライトの提案例」

窓辺にチェアを一脚。
太陽の陽だまりタイムにお昼寝。
夕暮れにゆったり過ごす。
お気に入りのヌックに、壁を照らすブラケットライトを一つ。

ご提案したいのは、この照明「Louis Poulsen AJ Wall」です。


採用する時のポイントは、こちらです。

ブラケットライトは壁に設置するので、取り付け高さに一番集中しましょう。器具のデザインにもよりますが、身長より少し高めくらいが一番綺麗です。

またブラケットライトが主役になるように、何もない壁に設置するとより印書的になります。壁のカラーは白でなくてもOKですよ。

お好みですが、笠のあるデザインを選んで光を下方向に照らすとオシャレになりますよ。

「リビングに、ブラケットライトの提案例①」

天井から均一に照らすのではなく、
壁際にほんのり灯りたまりをつくる
ブラケットライト。

ご提案したいのは、この照明「アプロス トゥイング」です。


採用する時のポイントは、こちらです。

天井からではなく、壁際に照明器具をつけることで、明るいスペースと暗がりのスペースのバランスがオシャレになります。

照明器具にエアプランツを組み合わせたオシャレインテリアにも最適です。

「リビングに、ブラケットライトの提案例②」

光がパッと目に飛び込んでくる
可愛らしい光のブラケットランプ。
大迫力の大型テレビの横に小さく組み合わせました。

ご提案したいのは、この照明「DAIKO DBK41064Y」です。


採用する時のポイントは、こちらです。

主役のテレビが引き立つように、ブラケットライトは控えめに配置します。両脇に2灯ではなく、片側1灯でちょうどいいです。

ランプが高すぎると、光の位置も上がるので目線より少し高いくらいでOKです。

「リビングに、ブラケットライトの提案例③」

みんなが集まるリビングだから、
部屋に入る前のタイミングを
オシャレに見せたい。

ご提案したいのは、この照明「オーデリック OB255315」です。


採用する時のポイントは、こちらです。

日食を感じさせるような印象的なブラケットライト。ホールからリビングに入る時に最初に目に入るようにアイキャッチの設計をしています。

奥行きを感じる意味でもオシャレになりますよ。

「玄関に、ブラケットライトの提案例」

今日も一日おつかれさま。
頑張ってきた自分を、我が家のランプがお出迎えしてくれる。
そんなイメージを取り入れてみました。

ご提案したいのは、この照明「アートワークスタジオ ブリスウォールランプ」です。


採用する時のポイントは、こちらです。

玄関は、遊びに来てくれたお客様目線を意識しがちですが、

本当は、毎日家に帰ってきた家族をお出迎えする場所だから、「帰ったんだなぁ」とホッと安らぐ雰囲気の方がいいと思います。

お好きなデザインのランプだと、毎日嬉しくなりますよ。

「廊下に、ブラケットライトの提案例」

廊下だから・・・とスルーされがちですが、照明一つで雰囲気がグンとオシャレになりますよ。

ご提案したいのは、この照明「コイズミ AB52720」です。


採用する時のポイントは、こちらです。

廊下の片側だけにランプをつける。
天井方向にだけ光を当てる。
奥行きを感じるように、廊下の奥側にだけランプを1灯つける。

ちょっとした変化を取り入れた照明計画にするだけで、美しい廊下に変わります。

「階段に、ブラケットライトの提案例」

階段にたくさんの照明を設置するケースも多いですが、1灯でシンプルに照らす提案はいかがですか?

ご提案したいのは、この照明「オーデリック OB255183」です。


採用する時のポイントは、こちらです。

階段途中や2階廊下天井など、複数箇所に照明をつけるケースも多いですが、

壁に一つブラケットライトで全て解決します。

ご提案した照明だとカバーの向きが変えられるので、光の当て方の変化も楽しめますよ。

「トイレに、ブラケットライトの提案例」

窓なしトイレも増えてきました。必ず点灯するなら小ぶりでもアイキャッチになる照明がオススメです。

ご提案したいのは、この照明「ポルカ レトンブラケット」です。


採用する時のポイントは、こちらです。

照明器具のポール長さがロングのものを選んだ場合は、プレート設置高さと電球の位置が違うので、注意しましょう。

明るすぎないトイレの照明計画もオシャレに仕上がりますよ。

「玄関ポーチに、ブラケットライトの提案例」

通りから目にする我が家。
最初に見ちゃうのは玄関の照明。
アイキャッチを意識した照明を選ぼう。

ご提案したいのは、この照明「オーデリック OG254386」です。


採用する時のポイントは、こちらです。

帰宅時・来客時に足元を照らしてくれる人感センサータイプがオススメ。

設置する外壁の色味や質感との組み合わせを想像しながら照明器具のカラーを選ぶのがオススメです。

表札やポストを組み込んだ外構壁には、コレも綺麗に映えます。

ご提案したいのは、この照明「オーデリック OG254876」です。


ここまで、場所ごとの実例をご紹介してきましたが、ポイントは「アイキャッチ」です。目を引くポイントに照明器具を選んでいるので、

・好きなデザイン
・室内が映えるようなデザイン

がオススメですよ。

3ココが気になる:室内の明るさ

照明器具選びによって、同じ部屋でも「明るさの感じ方」が変わってきます。まずはこちらをご覧ください。

どの照明器具が、どんな目的の部屋に向いているか?ということなので、それぞれ選べば大丈夫です。

今回のテーマである「オシャレにする照明」に向いているブラケットライトの場合だと、

ブラケットライトもペンダントライトと同じように、「暗いところ」ができることで美しく見える照明器具です。人は明るいところに安らぎを感じます。ブラケットライトが照らすスペースの光たまりが美しさを演出してくれます。

ブラケットライト単体で事務所のような明るさを作るわけではありません。「安らぎや癒しを感じる場所」ですから、とにかく明るく!する必要はありません。ほんのり暗い程度でちょうどいいのです。また光の色は、ブラケットライトは電球色系をオススメします。白い光の色は少し強く照らす傾向が出るためです。

ブラケットライトそのものがデザイン性が高いので、できるだけ1灯で完結させるように選定・配置していきましょう。

4ココが気になる:設置価格の差

例えば、廊下の実例を使って価格差を出してみましょう。

たかが廊下だから、コストを抑える。
毎日通る場所だから、ちょっとこだわる。

家づくりを楽しむポイントです。お金お金と思わずに、楽しんでもいいと思います。

5ココが気になる:採用時の注意点

ブラケットライトの採用時によくいただく質問をまとめました。

Q:天井メインの照明だったら、不要?と迷っています。

A:例えば、ダウンライト4灯をサイコロの4の目のように配置した場合ならブラケットは不要です。このケースをダウンライト2〜3灯に減らして、減らした側にブラケットライトを一つ入れてみる。こういった引き算の使い方がカンタンでイメージわきやすいと思います。

Q:電気配線図で見ると、照明が偏って感じるので暗くないのか不安です。

A:一番多いお悩みですね。電気の打ち合わせは平面図を上から眺めて進めていくのでどうしても照明器具の配置がないエリアは不安になりますよね?ブラケットライトは約1.8m前後の高さに設置することが多いので、十分高い位置から照らしますので大丈夫ですよ。

Q:やっぱりブラケットライトの商品代が高くて…。

A:全ての照明をブラケットライト主体で計画すると、予算がかなり上がってしまいますから、照明選びは「厳選」しましょう。お気に入りが3つあっても最終的に取り付けするのは1つ。というのと同じです。全て採用ではなく、選ぶ楽しみも面白いですよ。

6ココが気になる:お手入れのこと

ブラケットライトの採用時に、気になるお手入れ質問についてまとめます。

Q:壁から突出するので、ホコリはのりますよね?

A:はい。定期的にお掃除しましょう。お気に入りの照明器具だからかわいがってあげてください。

7まとめ

我が家を「ブラケットライト」を使ってもっとオシャレにする。いかがでしたか?ぜひ気になるところがあれば採用して、素敵なマイホームにしてくださいね。

1ちょっと待って!その照明計画、大丈夫?
2今回のマスオシャレ
3ココが気になる:室内の明るさ
4ココが気になる:設置価格の差
5ココが気になる:採用時の注意点
6ココが気になる:お手入れのこと