第7回:予算はいかほど?と聞かれたら。

第7回:予算はいかほど?と聞かれたら。

(検索ワード:口にした予算 適正な予算 家を売るハメに)

今日は
展示場を見に行ったら
必ず聞かれる質問
「ご予算はいかほどですか?」
の答え方を
レクチャーしましょう。
この答えに失敗すると
大変なことになりますから。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

お客様
素敵な家ね〜。
こんな家建てられたら
いいね〜。
営業マン
きた!
今がチャンス!!
営業マン
ところで
今回の新築のご計画ですが、
ご予算はどれくらいで
お考えですか?
お客様
え〜っと
土地と建物で
3500万くらいかなぁ。
お客様
3500万で良いのか
よくわからないけど
安い方がいいし。
こないだのチラシにも
建売住宅がそれくらい
の価格だったような…
営業マン
お!いいねぇ〜。
家を2000万なら
土地に1500万
土地広さ40坪として
坪単価35万円を
目安なら1400万。
イケる!
営業マン
なるほどですね。
それで頭金はどれくらい
入れる予定ですか?
お客様
あ…お金ないんで
ゼロで…。
お客様
頭金がないと
だめなのかなあ〜(汗)
営業マン
頭金ゼロでも
全然大丈夫ですよ。
今は全てローンで建てる
方も多いですから。
お客様
あ!ゼロでもできるんだ。
ヨカっタァ〜。
営業マン
チッ。頭ゼロかよ。
ローンどれくらい
借りられるかだなぁ。
営業マン
では3500万を
住宅ローンで借りる
パターンになりますね。
ご主人のご年収は
どれくらいですか?
お客様
えーっと
だいたい380万くらいです。
営業マン
安っ!
あとは奥さんと
親が働いてるか
だなぁ…。
営業マン
なるほどですね。
では奥様はご年収
どれくらいですか?
お客様
私?
えーっと180万くらい
です。
営業マン
よし!合わせて580。
なんとかイケるな。
もったいつけて
話さないとな。
営業マン
ご主人と奥様合わせて
580万円であれば
なんとか3500万円は
借りられると思いますよ。
お客様
そうなんですね。
お客様
私達でも住宅ローン
組めるんだぁ。

いやぁ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。

今回のケースの怖〜いところは
「予算のことを
 良くわかっていないお客様が
 なんとなく口にした
 3500万円で話が進んでいる」
ことです。

結論:予算は?への返しは「よく分かりません」で様子見が正解。

【からくり①】
そのお客様の適正予算を
計算して提案するより、
お客様が
口にした予算に合わせる方が
楽に商談が進むため、
相場範囲内の予算に
収めてしまえば
契約になります。

本来、
このお客様が
3500万円のローンを
組んで良いのかどうかを
ジャッジしないと
ローン破綻になる家を
建てちゃう結果に。

【からくり②】
住宅ローンは
年収の約7倍が借りられる目安。
ご主人だけなら
380万×7=2660万円(3500万には不足)
二人合わせると
560万×7=3920万円(余裕で借りられる)
家を建てるためには
二人の収入が必要だから
奥様も
合算する前提で、話が進みます。

年収180万円の奥様も
ずっと働く羽目になる。
ずっと180万円稼ぐ羽目になる。
もし
産休や育休でも
お休みできない将来が
すでにココで
確定しています。
つまり、
奥様が仕事辞めたら
家を売る羽目に…。

アドバイス
①住宅ローンの支払金額を
 いくらまでなら無理がないか?
 を家族で話し合っておく。
②予算のイメージが無い状況なら
 私達にとっては
 ○○○○万円が適正なのかを
 営業マンの提案で
 聞いてみる

その営業マンから
真摯な提案が出るかどうかで
今後付き合う相手として
合格が不合格かを
審査できますからね。

第8回へつづく。