第130回:後で直しますはイエローカード。

第130回:後で直しますはイエローカード。

(検索ワード:後で直します イエローカード 建築トラブル)

営業マンなら「次回直しておきますね。」
設計さんなら「今度の図面で修正しますね。」
工事監督なら「後で直しますね。」

それぞれのセクションで
よく聞く言葉ですが、
すべて
イエローカードです。
2枚でレッド。退場です。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

お客様
あのう。前回も
お伝えしたんですが
ウチは主人一人で
ローンを組む予定です。
私は収入合算は
したくありません。
お客様
また主人と私で
ローン組む提案になってる。
なんで変えてくれないんだろう
営業マン
あ。はい。
ご夫婦での方がメリットが
多いと思いましたので。
次回直しておきますね。
営業マン
主人一人じゃ予算キツいよ
二人でローン組もうかって
なるかと思って
気に入る内容での
提案にしたのにな。。ちっ。
お客様
あのう。このプランだと
リビングからトイレに
入るようになりますよね?
それはイヤなんです。
お客様
もう。毎回同じ事
言ってるよ。
もっと配慮して欲しいな。
設計さん
あ。はい。
前回の内容を修正して
このようにしたんですが。
今度の図面で修正しますね。
設計さん
プラン変更でワガママ
ばっかり言うから
うまくまとまらないよ。
これくらいはいいか。
ってなるかと思ったのに。
お客様
あのう。雰囲気を
確認したいから
タイル貼り終わったら
連絡欲しかったんですけど。
お客様
前もニッチの時に
位置が違うからって
直してもらって
今度から見てもらいますって
言ってたのに。まただよ。
工事監督さん
連絡してなくて
スミマセン。
後で連絡しますね。
工事監督さん
もうイチイチ
確認なんて
めんどくさい。
知らんぷりしとこう。
いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。
各セクション(営業・設計・工事)ごとに
シーンを見ても
「後で」
を連発ですね。
「後で直します。」
このフレーズはイエローカードです。
なぜか?
すぐそこで対処できるのに
先送りにしているからです。
そして先送りの習慣程度の
仕事レベルの
スタッフなのです。
その場で即答できなければ
「○までに連絡します」
と結論確定の期日を
切るのが普通です。
住宅業界は
このあたりが
とってもルーズです。
そして怖いのは
それぞれのセクションの担当者の
思惑があって
その思惑の方に転がればいいな
と言う狙いもあるのです。
お客様はローンの上限を決めているのに
気に入れば予算を上げるだろうという
腹づもりの営業マン。
何度もプラン修正して
そろそろ「もういいかな」に
なるだろうとこの辺で切り上げたい
腹づもりの設計さん。
呆れてくれれば
連絡しなくてもいいからの
腹づもりの工事監督さん。
それぞれズルさが
見え見えです。
結論:即決または期日を切ってもらう。
担当変更が一番ですが
いろんな事情もあると思うので
「すぐ結論を出しておく」
「期日を切ってもらう」
この2点を守らせましょう。
お客様からここまで管理してもらうのも
なんだかなぁ。って感じですが
目の前の担当者が
ボーッとしていたら
大切なマイホームが
マイホームブルーになりますので
ここは踏ん張りましょう!