第712回:よくある住宅ローンの疑問16。
(検索ワード:事務手数料 融資手数料 借入金額)
初めての住宅ローン。
大きな金額、
長い返済。
不安がいっぱい。
でも
アレレ?って
気づくこともあるけど
これってどうなのかな?
※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。
A銀行にて、

今回は
お申し込み
ありがとうございます。
今回のご融資に関して
事務手数料が
110,000円必要です。
また保証料が
金利に+0.2%上乗せ
になります。
お申し込み
ありがとうございます。
今回のご融資に関して
事務手数料が
110,000円必要です。
また保証料が
金利に+0.2%上乗せ
になります。

+0.2%ですか。。

手数料は
安いけど
保証料が高いなぁ。
安いけど
保証料が高いなぁ。
B銀行にて、

今回は
お申し込み
ありがとうございます。
当行の商品は
保証料は不要です。
融資手数料として
借入金額の2%が
必要です。
お申し込み
ありがとうございます。
当行の商品は
保証料は不要です。
融資手数料として
借入金額の2%が
必要です。

2%ですか。。

保証料がないのは
いいけど、
手数料が2%かぁ。
4,000万借りるなら
80万。。イタイなぁ。
いいけど、
手数料が2%かぁ。
4,000万借りるなら
80万。。イタイなぁ。
いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。
住宅ローンの諸経費で
多いのは
・事務手数料(融資手数料も同義)
・保証料
がまちまちで
分かりにくいことです。
前者は
ローンを使うのに必要な
1回だけ支払う手数料。
後者は
ローンを借りるため
保証人代わりの費用。
金利上乗せなら
毎月必要ですし、
一括前払いなら
今回のように数十万
必要です。
この「手数料系」が
高いか安いかを
把握しておかないと
思わぬ出費に
なることも。
結論:手数料系も計算しておく。
目先の金利だけでなく
最初にかかる費用も
決して小さくないので
ご注意ください。
第713回につづく。