これが知りたかった!1分で分かる階段下空間の有効寸法。

これが知りたかった!1分で分かる階段下空間の有効寸法。

「階段下のスペースを無駄にしたくない!」
「階段下を収納にしたい!」
「階段下ってどれくらい使えるの?」
「簡単な階段下スペースの、概要が知りたい!」

この記事では、特に多い質問「階段下スペース」について、気になること・どこまで利用できるか・サイズ感覚を具体的にまとめました。

結論から言うと、階段下スペースは8段目から有効的に利用できます。

まず、この記事のまとめポイントです。

・階段下スペースは、専門領域になるので、
 お客様が質問しても営業担当では即答できないことが多い。
・階段の形状を理解すると、概略のイメージがつかめる。
・まっすぐな階段(直階段)と、Uターンする階段(まわり階段)で
 利用できる空間に違いがある。
・階段下収納は、入り口の場所によって使い方が変わる。
・階段下スペースは「踊り場」の形状によっても変わる。

余ったスペースを収納にしたいけど、
どれくらい使えるのか分からないあなたへ。
完成するまで待たなくても
大体のサイズ感を
一目で納得できるスケッチで
解説します。

<目次>

1|これが知りたかった!1分で分かる階段下空間の有効寸法。
 1-1|階段下スペースについて、多い疑問
2|階段下の使える有効寸法
 2-1|有効寸法(直階段編)
 2-2|有効寸法(まわり階段編)
3|階段下収納はどこまで利用できるの?
 3-1|前から収納入口をつくる場合
 3-2|横から収納入口をつくる場合
4|踊り場について
5|まとめ

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1.これが知りたかった!1分で分かる階段下空間の有効寸法。

階段下のスペースを、収納やスタディコーナーなどに有効利用したい場所ですよね?そこで多い疑問がこちらです。

1-1.階段下スペースについて、多い疑問

Q1:階段の下って、どれくらい使えるの?

階段下が余るのはわかっているけれど、どれくらい使えるのか想像がつかない。お金をかけてまで、ガッツリ作りこむ訳じゃないけれど、サイズ感覚は知っておきたいな。

Q2:工事が進まないと、分からないって言われて…

せっかくのスペースだからリビング収納の一部に使いたいけれど、どれくらいのサイズになるのかは工事が進んでからじゃないと分かりません。って言われて…モヤモヤしている。

本記事では、キッチリした寸法じゃなくても、大体のサイズ感が一目で分かるスケッチで階段下サイズをお伝えします。

Q3:即答できないから、現場任せに。

構造を知らない営業マンが、階段のことを分かっていないので、即答できない。

え?聞いてたのと違う・・とクレームになりたくないから、現場任せにして詳しく説明してくれないのが原因です。

階段のサイズって、住宅会社が違っても大差ありません。階段の蹴上や踏面寸法は、ほぼ決まっているからです。

デッドスペースになりがちな階段下の空間を、有効活用していくために勉強していきましょう。

では、早速一つずつ解説していきますね。


2.階段下の使える有効寸法。

2-1.有効寸法(直階段編)

まずは、こちらをご覧ください。

階段用語の解説をすると、

直階段(ちょくかいだん)とは、真っ直ぐな階段のこと。

蹴上(けあげ)とは、階段1段の高さのこと。通常約20cmです。

踏面(ふみづら)とは、階段1段の奥行きのこと。通常約20cmです。

通常の住宅であれば、部屋の天井高さが2.4m〜2.5mなので、階段は15段上がりです。※15段目が2階の床。

イメージはこのようになります。

平面図で考えると、スケッチの上部分を見てください。

910mm×910mmのグリッドを1コマとして、直階段は、3コマ半分が必要です。

階段のサイズは、
踏むところを狭くしても危ないし、
1段の高さを高くしても危ない。

従って、910mmモジュールの家であれば大体こんなサイズになります。※1段の高さ25cmは高すぎるし、1段の奥行15cmも狭すぎる。

直階段に必要なスペースを踏まえると、階段下の有効に使えるスペースはこのようになります。

ピンクの部分

一番低いところでは、階段側から見ると高さ1mあっても階段下側では、80cmとれないと思います。

オレンジの部分

一番低いところでは、階段下側で140cm程度になります。

次に、一番多いパターンになる「まわり階段」で見ていきましょう。


2-2.有効寸法(まわり階段編)

直階段と違って、階段がくるりとまわっています。

間取りを考える上で、とても使い勝手のいい「まわり階段」。

通常だと、まっすぐ階段を1段・2段・3・4…ときて
5から10段目まで、くるりとまわります。

このスケッチは、「3段まわり」の例です。

このまわり部分の「階段下スペース」は、直階段よりさらに低くなります。こちらをご覧ください。

オレンジの部分とグリーンの部分が、ブルーの部分より天井の角度がゆるくなるのは、階段がまわっているためです。

従って、まわり階段の下にトイレを計画すると想像以上に天井が低くなるのはこういう理由からです。

納得の上なら問題ないですが、せっかくの注文住宅ですからできればトイレは階段の下に配置しないよう計画していきましょう。

重要:8段目までは、アテにしない。

次に、階段下収納のボリュームを見ていきましょう。


3.階段下収納はどこまで利用できるの?

階段下スペースのボリュームを解説します。

利用したいイメージが「収納」「スタディコーナー」「ワークスペース」「ヌック」などありますが、どの空間でも同じですので想像しながら読み進めてください。


3-1.前から収納入口をつくる場合

「前から」とは、ピンク矢印の部分から階段下に入る使い方です。


入口から、ブルー → グリーン → オレンジ の順に天井が低くなっていきます。

オレンジの部分

まわりこんだ奥になるので、一度入れちゃうとなかなか出しにくい部分です。

ブルーの部分

グリーンの部分

頻繁に出し入れを考えた収納として使い予定なら、ブルーやグリーン部分をメインに考えましょう。

さらに、使いやすくするには「照明器具」を一つ入れましょう。奥行きのある収納空間なので、内部の様子がよく見えるのでオススメですよ。


3-2.横から収納入口をつくる場合

「横から」とは、ピンク矢印の部分から階段下に入る使い方です。

入口からブルー&グリーン部分を一度に利用できるので、横幅(間口)が広く使いやすい形状です。

ブルー&グリーンを一度に使えますし、内部が見渡しやすい。また、スタディスペースに利用するなら二人並べるサイズが確保できる。といったメリットがあります。

注意したいのは、ブルーとグリーンの間に「柱」がくる可能性があります。

ここは住宅会社によるので、必ず確認しておきましょう。

最後に、踊り場について解説しますね。


4.踊り場について

踊り場とは、階段の途中のフラットな場所のことです。段差がないので踊れるなんてニュアンスですね。

三角の階段が、危ないなぁと感じる場合は、踊り場にしてもらうと安心です。途中でひと休みできそうなフラットな部分ができますから。

踊り場の注意点は、階段全体が長くなるので、平面図で見ると階段に必要な面積が広くなリます。間取り作成の時に、よく打ち合わせしてくださいね。


5.まとめ

ポイントと事例をもう一度。

1|これが知りたかった!1分で分かる階段下空間の有効寸法。
 1-1|階段下スペースについて、多い疑問
2|階段下の使える有効寸法
 2-1|有効寸法(直階段編)
 2-2|有効寸法(まわり階段編)
3|階段下収納はどこまで利用できるの?
 3-1|前から収納入口をつくる場合
 3-2|横から収納入口をつくる場合
4|踊り場について
5|まとめ

おしまい。

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