第716回:土地は測量しないとダメなの?(質問97)
(検索ワード:面積相違 地積更生 登記と実測が違う)
マスオが受けた質問の
ご紹介コーナー。
今回は
「土地の広さが
聞いていた数字と
登記の数字が
違うんだけど
どうしたらいい?」
確かに気になりますよね。
※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

家建てたいのか?
それなら
おじいさんの
空き家あるだろ。
アレ壊して
建てたらいいよ。
おじいさん死んで
何年も空き家だしな。
それなら
おじいさんの
空き家あるだろ。
アレ壊して
建てたらいいよ。
おじいさん死んで
何年も空き家だしな。

え!いいの??
やったぁ〜〜〜
ありがとう!
やったぁ〜〜〜
ありがとう!
そしてモデルハウス見学して、

空き家の建て替えですね。
ではプランをしましょう!
ではプランをしましょう!

どんな家になるかな〜。

今回の土地は
登記簿に記載の面積より
かなり広そうですね。
地積更生が必要に
なります。
登記簿に記載の面積より
かなり広そうですね。
地積更生が必要に
なります。

わざわざ
面積直さなくても
いいよ。
昔から何も
変わってないんだし、
不要な費用
かけなくてもいいだろ。
面積直さなくても
いいよ。
昔から何も
変わってないんだし、
不要な費用
かけなくてもいいだろ。

え・・・
いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。
でもホントよくある話です。
昔からずっと同じ土地。
増えても減ってもないのに、
なぜか登記簿に記載の
面積が違う。。
増えても減ってもないのに、
なぜか登記簿に記載の
面積が違う。。
土地の世界では
よくある話です。
よくある話です。
そして今回のように
面積の修正を
すると
「税金の対象面積が増える」
ため
土地の固定資産税が
高くなることを
嫌って
面積の修正を
すると
「税金の対象面積が増える」
ため
土地の固定資産税が
高くなることを
嫌って
「そのままでいい」
と言われるケースも
散見されます。
散見されます。
お気持ちは分かりますけどね。
この場合、
住宅ローンの審査の段階で
「面積をきちんと直してください」
と言われます。
住宅ローンの審査の段階で
「面積をきちんと直してください」
と言われます。
理由はかんたん。
「担保となる土地の面積が
変わると困るから」
「担保となる土地の面積が
変わると困るから」
とは言っても
登記簿と実際が5%以内
程度の相違なら
OK
というラインも
あるようです。
登記簿と実際が5%以内
程度の相違なら
OK
というラインも
あるようです。
ただ、土地や家は
ずーっと使いますから
こうやって家を建て替えたり
将来相続などで
名義が変わるタイミングで
「きちんとしておく」
ことが
将来のリスクを回避することに
なります。
ずーっと使いますから
こうやって家を建て替えたり
将来相続などで
名義が変わるタイミングで
「きちんとしておく」
ことが
将来のリスクを回避することに
なります。
結論:このタイミングできちんとする。
おじいさんの代のツケを
自分の子供や孫に
回すのは
可哀想ですから。
自分の子供や孫に
回すのは
可哀想ですから。
第717回につづく。