第717回:よくある住宅ローンの疑問17。

第717回:よくある住宅ローンの疑問17。

(検索ワード:土地の個人売買 不動産屋を通さない 仲介業者を通さない)

初めての住宅ローン。
大きな金額、
長い返済。
不安がいっぱい。

でも
アレレ?って
気づくこともあるけど
これってどうなのかな?

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

銀行マン
今回せっかく
当行にお申込に
来ていただきましたが
今回、お受けできません。
お客様
え?
なんでですか?
銀行マン
家が建つ土地は
個人間売買での購入の場合
お受けできないんです。
お客様
え?
なんでですか?
銀行マン
申し訳ありません。
そういう決まりに
なっていますので。
銀行マン
ウチが担保に
とる以上、
どんな土地が
分からないのは
リスクがあるから。
お客様
そんなぁ。。
住宅会社の人も
そんなこと
言ってなかったのに・・
いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。
銀行マンの
白い吹き出しのように
「担保として見れない土地」
になるからです。
地主さんが100坪だ。と
言っていたので
そのまま土地を契約した。
でも実際に100坪あるかどうか
測量データがないと
分かりませんよね。
例えばこういう感じです。
不動産業者(仲介業者)が
間に入った
土地取引であれば
こういうトラブル回避に
なるため
銀行が
「個人間売買の土地はNG」
というわけです。
希望の銀行で
住宅ローンをお考えなら
「その銀行で個人間売買の土地を
 扱ってもらえるか?」
の確認を
まずしてください。
結論:個人間売買は取扱不可のケースが多い。
いざローン!と
話を進める段階で
結構大きな事件に
なりがちですので
ご注意ください。
第718回につづく。

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