家づくりすごろくSTEP9:完成
「だからカギをくれないのか」
自分の家の工事進行が気になるのに、中を見せてくれない…なんでかな?
現場は危ないから・防犯上・いろんな理由を言われても、注文主の自分が自由に見学できないのってなんだか違和感しかなくて。
実は、現場を見せたくない理由があるのです。
本来は、見学OKが普通です。ということは、隠す理由があるからです。
解決は、隠す理由を明確にして対処法を知っておくことです。
対処法を知って、うまくコントロールして大切なマイホームの製作過程をオープンにしましょう。
分かれ道:工事中はココをチェックするYES NO
この記事の目次
1工事現場にいつでも入れるか?
2隠す理由①:汚い
3隠す理由②:職人がいない
4隠す理由③:アラ探しを恐れる
5隠す理由④:丸投げだから
1工事現場にいつでも入れるか?
まずは、こちらをご覧ください。
打ち合わせ中に、

工事中って
いつでも
見に行けるんですか?

事前にご連絡いただいて
日程を決めてから
ご案内しています。
現場は危ないですからね。

じゃあ見たい時は
連絡すればいいですね。

ただ土日祝日は現場が
動けない時もありますので
営業で対応はしますが
調整しないといけないので
急な日程だと
難しいこともありますので。


いつでも見れないって
ことじゃん。
ウチの家なのに・・
実は、とてもよくあるやりとりです。
自分の家の工事現場なのに、いつでも自由に見学できない。
違和感がありますよね。
工事現場にいつでも入れる。これはとても重要なことです。
つまり、いつでも入ることができない理由があるのです。工事現場で何が起きているのか分からないブラックボックス状態はとても不安ですよね。だからこそいつでも見せてもらえるように確認をとりましょう。

いつでも見学できる状態とは、このように
・工事用キーを1本もらう
・キーBOXを教えてもらう
どちらかです。
そんなに難しいことではありません。
そして工事期間中は、
・いつでも見学できる
・週に1回は写真付き進捗報告がある
この2つは着工前に必ずOKをとりましょう。
もしOKが取れない場合は、次のどれかに当てはまる可能性が高いのでしっかり不安材料を払拭できるように対応してもらいましょう。それでは一つずつ解説していきますね。
2隠す理由①:汚い
職人の腕は、掃除で決まる。とも言われます。
いい仕事をする環境は、常に綺麗なものです。
建築の場合、木くずや小さなカスが養生の隙間に入って、床材を傷つけたりするのです。そもそも綺麗な状態こそが傷つける原因がない状態です。
建築現場は、少なくとも基礎工事・足場工事・電気工事・水道工事・木工事・窓工事・断熱工事・屋根工事・防水工事・外壁工事・設備工事・内装工事・タイル工事など「工種(工事の種類)」もたくさんありますし、それぞれの工事ごとに「専門の職人」と「建材や資材」を届ける納入業者も出入りします。
それぞれの工事で発生するゴミ・建材の包装ゴミだけでも大量に発生します。
いちいち掃除する人と最後にまとめて掃除する人。
現場の状況は全然変わります。
お客様に見せられる状態じゃないから、トラブルにならないようにお客様の見学日程前に社員で掃除をするから、すぐに見せてくれないのです。
つまり職員教育がイマイチという状況が分かります。
お客様から職人教育を徹底させるのは難しいので、社員さんには申し訳ないですが、見学の頻度を上げてマメに清掃&進捗チェックをしましょう。
大切なマイホームです。完成してから「え〜〜〜」となるのは避けたいですからね。
結論:綺麗な状態にするためにも、現場見学は必要です。
3隠す理由②:職人がいない
今は職人不足の時代です。そして職人さんも仕事が少なくなっている時代です。
だから、職人さんは「掛け持ち」状態が通常です。
あっちもこっちもそっちも現場を掛け持ちすることで、収入を安定させないと職員さんは社員ではないので、毎月安定した給料はもらえません。仕事をした分だけもらえる出来高による収入形態だからです。
したがって、職人が現場を抜けて他の場所に行っている間は、不在です。
「そういえば、いつ見学に行っても人がいないなあ」
こういうケースは、イエローカードです。
せっかく確保した工期(工事期間)も、無人の日ばかり・・。
そして締め切りが迫ってくると人海戦術のように、ダダダ〜〜〜と仕上げる。
スピードが速すぎるのと、仕事が荒くなります。
これもお客様で職人のコントロールは難しいですから、週に1度の見学をしながら工事の進み具合を見ておきましょう。一週間前と全然変わってない。。これは危険です。どうして変わってないの?と”圧”をかけましょう。一週間・二週間変化がないのは引渡しが伸びる兆候です。
結論:毎週変化が感じられることが、通常です。
4隠す理由③:アラ探しを恐れる
工事監理体制がずさんだと、図面通りの工事になってないことが多いです。また、壁や天井などの仕上げで隠れる見えないところに「ごまかし」があると、途中経過を見せないように、現場にお客様を入れないなんてケースもあります。
建築基準法や、構造計算で「図面」はちゃんとしていても、実際に設置されているのかは職人さんの手によります。
あれ?防水シートはがれている?
あれ?金物が入ってない?
あれ?ココズレてない?
こういう素人でもわかる不安な要素を見て見ぬフリをした工事監理体制の会社の場合は、お客様を現場に入れようとしません。
つまり現場見学OKということが、それだけでこの不安払拭になります。
結論:見学OKが取れない時点でイエローカード。
5隠す理由④丸投げだから
会社の事情や法的な話は、ここでは触れませんが、
工事の全行為を別の会社に頼んでいる。
このケースだと、そもそも工事の監理をしていないのでコントロールできません。
例えば、
設計事務所と図面や色打ち合わせをしたが、工事は別の施工会社と契約をした。
この場合は、設計事務所が工事監理に入りますが、あくまで設計者としての監理になるのが実情です(この場合は丸投げとは言いません)。
例えば、
規格住宅を販売会社と契約して、色打ち合わせもしたが、実際に建てるのは建設業免許を持つ別の施工会社。
「設計」と「施工」が別の場合は、特に注意が必要です。
あれれ?と思っても誰に言えばいいの?
あれれ?と思っても最終的に私の家に誰が責任を持つの?
数千万円の製作過程がどのようになっているのか?しっかり把握しておく必要があります。
結論:工事がどのように進むのか?スタート前に理解できるまで確認しよう。
