
これがヌックだ!ひとり時間を満喫できるヌックのつくりかた【間取り初心者必見】
「ヌックって何?」
「ヌックが気になってる!」
「ヌックがあると、どんな暮らしが楽しめる?」
「ヌックのつくりかたを、知りたい!」
この記事では、「ヌック」について、気になること・つくりかた・楽しみかたを具体的にまとめました。
結論から言うと、
「ヌック」のつくりかたは、窓の見えるポジションに配置することです。
まず、この記事のまとめポイントです。
・ヌックとは、おうち時間を楽しめる
パーソナルスペースのような場所のこと。
・ヌックのメリットは、
「ひとり時間を楽しめる」
「おこもり感が居心地よい」
「気分がリラックスできる」こと。
・ヌックを作るポイントは、
「窓辺につくる」
「いつもオープンな状態にしておける」
「物置にならないよう収納計画を充実
させた間取りにする」こと。
・ヌックでの過ごし方は、
「休む(ごろ寝・外を眺める)」
「遊ぶ(読書・スマホ・演奏)」
「リラックス(ぼーっとする・談笑)」
などたくさんあります。
・ヌックの設計事例は、
「窓辺ヌック」
「おこもりヌック」
「すみっこヌック」
などをご紹介します。
<目次>
1|これがヌックだ!ひとり時間を満喫できるヌックのつくりかた【間取り初心者必見】
1-1|ヌックを採用された方の声
2|ヌックを作るメリット
2-1|ヌックって何?
2-2|ヌックのメリット
2-3|マスオヌックのルール
3|マスオヌックの事例
3-1|ヌックの楽しみ方
3-2|事例1:BOXヌック
3-3|事例2:コーナーヌック
3-4|事例3:窓辺ヌック
3-5|事例4:外ヌック
3-6|事例5:おこもりヌック
3-7|事例6:ヨギボーヌック
3-8|事例7:すみっこヌック
3-9|事例8:坪庭ヌック
3-10|事例9:三角ヌック
3-11|事例10:ダイニングヌック
4|まとめ
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1.これがヌックだ!ひとり時間を満喫できるヌックのつくりかた【間取り初心者必見】
1-1.ヌックを採用された方の声
[採用された方の声]
ヌックって知らなかったけど、窓辺の特等席になって「ひとり時間」をゆったり過ごせたり、気心知れた友だちとお茶したり毎日楽しくなりました。1日の中で一番長く過ごしているのはヌックかもしれませんね(^○^)。
スタバのようなちょっと一息つける場所がマイホームに欲しかった。ヌックを知って実際に暮らし始めると、いつも居心地のいい場所の大切さに気づけました。
職場や学校、自宅。でも第3の場所って大切です。頑張った後にちょっと一息ついたり、少し生活から離れてぼーっとリフレッシュすることがメンタルの調整やモチベーションの維持には、とても大切です。
意外と、ひとりになれる場所がないのが実情です。
個室があればいい。それはちょっと違います。窓のない閉塞感を感じる場所に、人は長くいるのってちょっとシンドイものです。せっかくの部屋もカーテンを閉めたら窓の意味がありません。
ほっ。とできるヌックが、毎日をリフレッシュする。
ヌックを作ってみませんか?ぼーっとしてもいい。好きなものに囲まれるだけでいい。窓の外の自然を眺めるだけでなんだか癒される。それがマスオヌックです。ぜひヌックの素敵なところを知ってほしいと思います。
2.ヌックを作るメリット
2-1.ヌックって何?
ヌックとは、辞書っぽく言うと「こぢんまりとした居心地のいいスペース」となります。
メインで過ごすスペースをLDK(リビング・ダイニング・キッチン)として間取りを考えることが多いですが、ここにヌックのNを加えて、LDK+Nもあると思います。逆にNDKとしてリビングを大きく確保するのではなく、ゆったりダイニングキッチンにヌックという間取りにするのも、居心地がいいのではないかと思います。
ではヌックを作るメリットについて解説します。
2-2.ヌックのメリット
ヌックがあることで、家の過ごし方が大きく変わってきます。メリットとして4つが挙げられます。

ヌックで、ひとり時間
今の時代、仕事に学校に家事に子育てにみんな毎日頑張っています。学生も学校に塾に習い事に部活。主婦も家事に子育てやいろんなお付き合い。お仕事も副業やテレワークなどいろんな働き方が多様化しています。
だからみんな頑張っている分、癒しを求めています。
・ごろんと寝転がりたい
・ぼーっと何もしない
・普段を忘れて好きなことに没頭したい
過ごし方は様々ですが、リラックスできるちょっとしたスペースがとても人気がありますし、とても居心地の良い場所になります。
同じワンルームの部屋に家族でいても、スマホを見たり音楽を聴いたりする「ひとり時間」はとても大切です。
家族でいるから、常に会話している訳ではありません。
『ひとりの時間』って、とっても大切なんです。
ヌックは、なぜか落ち着くおこもり感
アニメのドラえもんは、押入れがベッドです。
トイレに長居するご主人が多いのも、やっぱり狭い空間がなぜが落ち着くからだと思います。
人は、広すぎる空間が落ち着かないこともあります。
広い空間で抜けを感じて開放的だと、気持ちがいいのは事実です。リビングの天井を高くしたり窓を大きく確保するのも大切です。
でもリラックスするスペースとして「おこもり感」も同じくらい大切です。
雪国のかまくらの映像を見ると、なんだかいいなぁ〜と感じるのは、落ち着いた空間で癒されることだと思います。
『かまくら』のような、ちょっと包まれるのが居心地がいいのです。
ヌックは、小さなリビングでも採用できる
一番長く過ごす部屋だし、リビングはできるだけ広くしたい。
誰もがご要望される自然なことです。ただ敷地条件や、建物の制約に予算の問題などで確保できる広さも様々です。でもヌックは「かまくら」のようなサイズなので広くする必要はありません。
究極を言えば、和室を作るか迷っているならヌックを選ぶのもアリ。
だとマスオは思います。事例にも出てきますが、部屋のすみっこをヌックにしちゃってもいいのです。
ファミクロを作るために家を広げるような視点ではないので、ヌックは小さなリヒングでも採用できるのがとても魅力的です。
広さは『1畳』もあれば十分です。
ヌックは、リラックスできる窓辺の特等席。
どんな時にリラックスできますか?
・ぼーっとする
・何にもしない
・ごろりと横になる
・好きなことに没頭する
・少し生活を離れる
こんな時じゃないかなと思います。
やらなきゃいけない。ではなく、やらなくてもいい。
そんな「何もしない」時間が30分あるだけで、とてもリラックスできます。
家事を少し置いといて、ちょっと窓辺でお茶する。生活を離れるとはこういう意味です。
ヌックは可能なら窓辺に作りましょう。窓の外の景色を眺めるだけでも癒されますから。もし窓辺が難しいなら、ヌックから視線の先に窓や景色が見えるように配置してみましょう。
『窓の外』が、元気をくれます。
2-3.マスオヌックのルール
ここまでヌックのメリットを解説してきましたが、せっかく作るなら、物置化せずに家族が誰でも、いつでも使える楽しいスペースにしたいと思います。
マスオヌックは
・窓辺につくる
・いつもオープンに
・必要な収納としてトイクロとリビクロをつくる
この3つを組み合わせると、ずっと座りたくなるヌックになりますのでぜひ検討してくださいね。
トイクロやリビクロの記事はこちら
注文住宅でずっと使えるリビング収納&おもちゃ収納の作り方
それでは、ケースごとにマスオヌックの事例をご紹介します。気に入ったものがあればぜひ採用してくださいね。
3.マスオヌックの事例
3-1.ヌックの楽しみ方
ひとり時間を、いつどんな風に楽しむか?考えるだけでもワクワクしますね。
ヌックでの楽しみ方は、わざわざ気合を入れて楽しむのではありません。
普段の日常の延長で、癒しやリラックスするのも楽しみです。


・ヌックで、本を読む
・ヌックで、お茶する
・ヌックで、ごろ寝する
・ヌックで、ぼんやりする
・ヌックで、楽器を愉しむ
・ヌックで、音楽を聴く
・ヌックで、ペットと和む
・ヌックで、談笑する
・ヌックで、景色を眺める
他にもたくさんありますが、「あ〜これいいね」と気に入ってもらえれば嬉しいです。
3-2.事例1:BOXヌック

マスオヌックのスタンダードなパターンです。
イメージは、壁に人が入れるサイズのくり抜きを作る感じです。小上がり和室も基本的には同じです。
壁に持たれてのんびりしたり、ちょっとお昼寝なんて使い方もいいですね。

BOXヌックを作る上での設計ポイントは、
・ヌックの広さは、1畳~1.5畳でOK
・小上がりの高さは30cm
・ヌック内の照明は、眩しくならないように
・窓をひとつ作る。室内窓でもOK
・ヌック内の壁や天井は少し暗めに
・床仕上げは、畳でも布団置きでもOK
照明は、ごろ寝した時にLEDのダウンライトは眩しいので避けましょう。仰向けになった時に眩しいですから。間接照明や壁付のブラケットライトがオススメです。
3-3.事例2:コーナーヌック

マスオヌックのコーナー配置です。部屋の一角を少しクローズ気味にします。メインはベンチに座って窓を楽しむスペースです。コーナーのパターンはBOXヌックのように、小上がりにせず床を揃えると広がりを感じる印象になります。

コーナーヌックを作る上での設計ポイントは、
・ヌックの広さは、1畳〜1.5畳でOK
・ベンチの高さは、40cm
・入口のタレ壁は、お好みの形状に
・窓は四角く、少し大きめに
・ヌック内に、本棚などディスプレイも
・床は、揃える
タレ壁は、スケッチのようにフラットにして天井高さをつなげてもいいですし、三角の家形やアールでトンネルのようにしてもいいですね。
コーナーヌックは、わざわざ外部に突出させなくてもOKです。ヌックの中に少し本棚を作って、その裏はファミクロだったり、リヒクロだったり。ヌックのために家を大きくする必要はありません。
あわせて読みたい収納の記事はこちら。
注文住宅に作りたい。9つのマスオの収納設計
3-4.事例3:窓辺ヌック

間取りの都合上、ヌックのようなスペースを作るのが難しい場合は、この窓辺ヌックがオススメです。窓辺に椅子とグリーンを置けばリラックスひとり空間の完成です。

窓辺ヌックを作る上での設計ポイントは、
・場所は部屋の窓辺でOK
・椅子は座面が低いものを
・グリーンで曖昧に仕切る
・ピクチャウインドウになるように窓の上下に壁を
・アクセントに木目を入れる
窓ベンチとして利用するなら高さを40cmに。カウンターとして利用するなら高さを60cmがオススメです。
あわせて読みたい窓ベンチの記事はこちら。
注文住宅を明るくオシャレにできる窓ベンチのつくりかた
3-5.事例4:外ヌック

マスオヌックは、屋外でもOKです。日差しや風を感じる自然の心地良さは、とても清々しくなります。
屋根のある「半屋外」の空間は、
・部屋から見た時に、明るく広がりを感じる。
・外に出やすい仕掛けで、毎日楽しめる。
魅力があります。
リビングを大きくするよりは、半屋外と少しの庭を作る方がとても素敵な空間になります。

外ヌックを作る上での設計ポイントは、
・軒を出して屋根を作る
・奥行きは1.5m以上
・外に出やすいように段差は低く
または階段をゆるく
・目隠しや樹形を楽しむ2m以上の高さの木を入れる
・床材はデッキでもタイルでもOK
・土で汚さないようなアプローチ
外ヌックのサイズは、小さくてOKです。間取りや敷地の都合上難しいなら、椅子の置き方を検討して、奥行きは1mでも大丈夫です。
敷地の高低差や基礎形状もありますから、外ヌックと庭の段差が低くできないなら、緩めのステップにしましょう。「外に出やすい仕掛け」にすることが大切です。
3-6.事例5:おこもりヌック

おこもりヌックは、書斎ではありません。ワークスペースでもありません。
ヌックは、リラックスしたり、ひとり時間を満喫する場所です。だからゴロンとできる畳敷きや、足がスッと入る掘り炬燵のような仕掛けがとても心地良くなります。もちろん独占しなくても家族で使ってくださいね。

おこもりヌックを作る上での設計ポイントは、
・ちょっとした本棚やディスプレイを作る
・カウンター奥行きはゆったり50cm
・足が入る掘り炬燵のように
・入口は四角いフレームを
・広さは2~3畳が理想的
・床は畳に
本棚は、ちょっとした量でOKです。小物ディスプレイや好きなコレクションに囲まれる雰囲気も楽しいです。あくまで執務する場所ではないので、ライブラリーのように量を求めなくても大丈夫です。
3-7.事例6:ヨギボーヌック

せっかくの注文住宅だから、遊び心を持たせるならヨギボーヌックがオススメです。かまくらのような空間をぜひ作って楽しみましょう。

ヨギボーヌックを作る上での設計ポイントは、
・入口はブラインドで仕切る
・広さは1~2畳
・入口を丸く
・窓に視線が向く配置に
・ヨギボーがオススメ
子供も大人も楽しめるヨギボーヌック。穴の中にはいったような感覚はとても楽しくてずっと座りたくなる場所です。
ヨギボーは、マックスタイプがオススメですよ。
3-8.事例7:すみっこヌック

窓辺ヌックとの違いは、窓の形です。横長い窓は家の構造上採用できない場合もありますから、このはじっこヌックは窓を縦に取ることで、室内の”すみっこ”でも採用できるヌックです。

すみっこヌックを作る上での設計ポイントは、
・窓は天井いっぱいに
・奥行きは50cm
・高さは60cm
・日差しの調整にブラインドを
・椅子スペースにゆとりを
窓を天井いっぱいにとることで、意外に日差しが眩しい時もありますから、日差しの調整用にブラインドがオススメです。ロールスクリーンだと景色が楽しめないのでルーバー形状のブラインドが映えますよ。
3-9.事例8:坪庭ヌック

外に出られなくても楽しめる庭が、坪庭です。外を眺めるだけで癒されるリラックスできる坪庭ヌックスペースはとても気持ちがいいですよ。

坪庭ヌックを作る上での設計ポイントは、
・広さは2畳でOK
・可能なら坪庭の奥行きを2m
・主役になる木を入れる
・窓はくり抜いたようなものを選ぶ
・可能ならカーテンなし
・小さな和室をイメージする
そんなに作り込む必要はありません。小さな和室として窓から坪庭と楽しむ。それだけ十分です。使うのかな?と思いがちですが、実際にはソファより長く座っていることが多いのが坪庭ヌックの魅力です。
3-10.事例9:三角ヌック

吹き抜けリビングがあるなら、ぜひ三角ヌックをオススメします。適度な距離感・ちょうどいいサイズがとっても居心地いいですよ。

三角ヌックを作る上での設計ポイントは、
・照明は作業灯も兼ねる
・視界の先は大きな抜けを
・ドアは不要
・場所は吹き抜けの一部に
・適度な距離感をとろう
子供を見守りながら、ちょっと距離をとりつつ同じ空間にいる。このバランスが本当に居心地良い場所になります。1階にはない開放感を感じられるのも吹き抜けに面したスペースならではです。
3-11.事例10:ダイニングヌック

家族や遊びに来た友人とお茶したり、談笑するのも楽しい時間です。ソファやテレビは子供のゲームやキッズコーナーに使っている時でもダイニングヌックがあれば気にせず過ごせます。

ダイニングヌックを作る上での設計ポイントは、
・広さは3畳でOK
・テーブルは造作でも置きでもOK
・逆に椅子は造作に
・テーブルの足は少なく
・大きな窓を囲む
・吊り下げペンダントライトは映り込み注意
ダイニングヌックの部屋は小さめに、椅子は造作にして並んで座りやすくしましょう。
テーブルは造作にこだわらず、購入したものを置いてもOKです。注意するのは足です。4本足のタイプだとどうしても出入りが気になりますから。
照明をペンダントライトにするなら、夜の窓への映り込みに配慮しましょう。夕食や夜の利用時に窓の外を楽しむには大切なポイントです。
4.まとめ
ヌックはとてもよく使うスペースです。それは現代の家事情にあった場所なんだと思います。ぜひヌックでゆったりリラックスできる時間を手に入れてくださいね。