
子供部屋の悩み「個室とシェアどうする?」【間取り初心者必見】
「子供部屋って、将来誰も使わなくなるよね・・」
「子供部屋って、何部屋にするのがいいのかな。」
「子供部屋を、将来分けるのってどうかな?」
「子供部屋は、1人一部屋与えるべき?」
この記事では、「子供部屋」について、よくある質問・部屋のつくりかた・個室やシェア型のメリットデメリットを具体的にまとめました。
子供部屋って、1人一部屋にするべきか?
子供部屋って、ワンルームをシェアするべきか?
悩む方も多いこのテーマ。
結論から言うと、子どもにこだわらず、生涯にわたって”空き部屋をつくらない”ことが最も重要です。
まず、この記事のまとめポイントです。
・子供部屋は、1人一部屋作る方がいいのか?
・子供部屋は、広い部屋をみんなでシェアする方がいいのか?
・個室で考える場合、
子供が小さい頃は、
「キッズルーム」や「ワークスペース」として利用する。
子供が大きい頃は、
「個室利用」で考える。
・個室を作ると家が大きくなりそうな場合は、
「収納」や「デスク」を共有利用できるような
設計を採用する。
・シェアで考える場合は、
子供が小さい頃は、
「キッズルーム」や「家族全員の寝室」として利用する。
子供が大きくなったら、
「壁」をリフォームして作って分割する。
・シェアで注意することは、
「壁」リフォームが高額にならないように、
あらかじめ窓やドア、スイッチの位置を考慮しておく。
などをご紹介します。
<目次>
1|子供部屋の悩み「個室とシェアどうする?」【間取り初心者必見】
1-1|子供部屋についてどう考えたらいい?
2|子供部屋を「個室」で考える場合
2-1|子供部屋は、1人一部屋
2-2|不安①:小さい頃は使わないから不要?
2-3|不安①の解決法:”今”に合わせた用途で使おう
2-4|不安②:人数分の個室だと家が大きくなる?
2-5|不安②の解決法:デスクや収納を出す。
3|子供部屋を「シェア」で考える場合
3-1|最初はワンルームの「シェア派」
3-2|不安③:将来の分割工事っていくら?
3-3|不安③の解決法:壁だけなら10万程度
3-4|不安④:デスクや収納どうしよう?
3-5|不安④の解決法:パターンを知る
4|まとめ
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1.子供部屋の悩み「個室とシェアどうする?」【間取り初心者必見】
1-1.子供部屋についてどう考えたらいい?
子供部屋って難しい。最初から個室作ってあげても、小さい頃って使わないよね。でも将来リフォーム工事で分割するのも費用がかかりそうだし。みんなどうしてるのかなって思っていたけど、個室のパターンやシェアのパターンのメリットデメリットを知った上で判断すれば我が家にあった選択ができてよかった(^○^)。
個室つくっても使わないって言われるし…。
間取り打ち合わせで、子供部屋の悩みがモヤモヤ。使わないのにお金かけて作るの?って言われると一理あるけど、でも後から一部屋追加で増やせるわけじゃないし。みんなどうしてるんだろう。
原因は、パパもママも個室で育ってきたから。
パパもママも自分達が子供の頃を、個室の子供部屋で育ってきたから、シェアのイメージが想像できないのが原因です。個室が絶対必要でもないし、シェアしか選択できない事情もあります。個室でもシェアでもメリットデメリットを知っておけば、納得の上で選択できるので安心です。
子供部屋20年プロジェクトとして利用イメージを想定すれば解決する。
子どもが小さい頃は、こうやって使おう、上の子が個室が必要になるのは○年後だから、その頃はこうやって使おう。子ども部屋の利用イメージを20年プロジェクトと題して想定しておけば安心できます。
・個室を選んだ場合の、不安と解決法
・シェアを選んだ場合の、不安と解決法
を一つずつ解説していきますね。
2.子供部屋を「個室」で考える場合
2-1.子供部屋は、1人1部屋
多くの人が思うこと。それは、
「やっぱり一部屋ずつ作ってあげよう。」
と思うけれど、
・小さい頃って、子供部屋は使わないって言うし・・
・子供の数だけ部屋を作っていたら、予算が上がるし・・
お客様が不安に思われるこの2点。
どうしたらいいでしょう?
では早速、この「不安」と「その解決法」をご紹介しますね。
2-2.不安①:小さい頃は使わないから不要?
注文住宅で家を建てるからこそ、「使わない部屋」って聞くと、なんだかもったいない気がしますよね。
まずは、一般的な子供部屋ってどれくらいのサイズ感なのかを見ていきましょう。

こちらが、標準的な「4.5帖」の子ども部屋を、2部屋設計した場合の間取りです。
では、この子供部屋がどのように使われていくのかを具体的に見てみましょう。
・長男 5歳
・長女 2歳
子供2人の場合
それぞれ一部屋ずつ、使うイメージです。

長男がいよいよ小学校に上がりますので、勉強机を設置するとこんなイメージになりそうですね。
ところが、ここでよくあるシーンは、
・「勉強机」を部屋に置いても、
一人で寝ることはないだろうなぁ。
・長男は、多分引き続きパパやママと
一緒に寝るよなぁ。。
いかがですか?
共感できるご家族は多いと思います。
さらに、
・長女2歳も3年後に勉強机を買っても、
やっぱり机があるだけで、
パパやママと一緒に寝るだろうなぁ・・
あれ?
子供部屋って、当分使わないよね・・
・そうなると、10年間も
使わない空き部屋が2つも・・
これって、もったいないよね??
よくあるお悩みです。
これが、「子供部屋は、年齢が小さい頃は使わない」と言われる明確な理由です。
では、1人一部屋の個室計画って無駄なのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。
では、具体的にどのように解決していくのか説明しますね。
2-3.不安①の解決法:”今”に合わせた用途で使おう。
子供が小さい頃は、
子供部屋として考えずに、「今すぐ使える部屋」の用途に使いましょう。
例えば、
・おもちゃ部屋
・自宅でのワークスペース
です。
こちらをご覧ください。

片方は2人の子どもがワイワイ遊べる「おもちゃ部屋」。大きなすべり台も置けるし、ままごとキッチン遊びも楽しめます。友人が子どもと一緒に遊びにきても、”おもちゃ出し放題”で遊べます。
隣の部屋は、自宅でテレワークができる「ワークスペース」。テレビ会議や在宅ワークの場所も、リビングやダイニングでは「背景が映る」のが割と困りますが、専用の部屋なら問題ありません。

仕事やおもちゃ部屋以外にも、ヨガマットを敷いて広いスペースで気兼ねなく体を動かせたり、習い事の練習ルームにもいいですね。
使わない子ども部屋だからと、引っ越しの時の段ボールがずっと山積み・・の子ども部屋は、あまりに残念です。
もっと楽しく”今”を過ごせるように積極的に使っちゃいましょう。子ども部屋にするのが惜しくなるくらいなのが理想ですね。
続いて、不安②についてです。
2-4.不安②:人数分の個室だと家が大きくなる?
現在こどもが2人いる場合、これくらいのサイズを設計するようになります。


注文住宅で間取りを設計する段階だと、家に求める要望が膨らんでいくので
・1階には、リビングに水回りに、
収納も充実させたい。
・2階にも主審室に子ども部屋と
考えていくと、
「ちょっと予算オーバーだ・・」
「どこを削ろう・・」
「やっぱり子ども部屋かなぁ・・」
よくあるお悩みです。
でも、家族のスペースを減らすのって嫌ですよね・・。
そこで、解決法はこちらです。
2-5.不安②の解決法:デスクや収納を出す。
どこを減らせば解決するのか?
答えは、「収納」と「デスク」を共有スペースに移動すればいいのです。
子ども部屋それぞれ”完備”するのではなく、共有できるものは、個室から出すのです。
まず、子ども部屋の標準サイズが「4.5畳」の理由から見ていきましょう。

このように、子供部屋に必須の「勉強机」と「ベッド」がスムーズに置ける広さが『4.5畳』なのです。
ですが、子ども部屋に「勉強机」を完備せず共有して使う新しいスタイルは、
実は人気なのです。
「勉強机を出す」とこんな感じです。

このように、
・リビングやダイニングに
「スタディーコーナー」を作れば、
勉強する場所は個室から出せます。
・小学校時代は両親が見守れる
「リビング学習型」に。
・中学校以降は、図書館のように
オープンなスタディコーナーで
大人もワークスペースとして
集中できます。
またスタディコーナーは、勉強机の他の案もありますのでぜひ検討してみてください。
あると便利なスタディコーナーの詳しい作り方の記事はこちら。
注文住宅で人気のスタディスペースを徹底解説「事例紹介・注意点」
続いて、
「収納を出す」とこんな感じです。

ファミリークローゼットがあれば、それぞれの部屋にクローゼットからメインの衣類が出せます。身支度やお着替えはファミクロで完結する方が断然楽ちんなので、個室の収納は自分の好きなものをしまえるようになります。面積調整も十分可能です。
絶対便利な収納の詳しい記事はこちら。
ファミクロ編(マスオの収納⑨)
さて、続いて「シェアルーム」について解説していきます。
3.子供部屋を「シェア」で考える場合
3-1.最初はワンルームの「シェア派」
最近は、こんな考え方も増えてきました。
将来どうなるかわからないから、広い子供部屋1つにしよう。
最初は壁で仕切らずに広々ワンルームの方が使いやすそう。シェアルームの採用も増えてきました。
シェアルーム採用のよくあるお悩みについて解説しますね。
3-2.不安③:将来の分割工事っていくら?
まず、一般的なシェア型子供部屋の間取りをご覧ください。

分割する前:9畳
分割した後:4.5畳が2部屋
一般的な分割を想定した2部屋分の子供部屋9帖のパターンです。
実は、この設計案が一番安くリフォームできるのです。
3-3.不安③の解決法:壁だけなら10万程度。
スバリ、壁だけのリフォーム工事は、工事費用10万円程度です。
こちらをご覧ください。

図のように、赤い部分に間仕切りの壁を入れるだけなら、リフォーム工事も簡単です。
ところが、この間仕切りには「盲点」があります。

ポイントは、
・入り口のドアを先に2枚作っておく。
・照明のスイッチも先に別回路にしておく。
・収納も別々に作っておく。
・窓も分割壁と干渉しないようにしておく。
つまり、分割リフォームをするときに、「壁を入れるだけ」にしておくのが一番工事費用が安くなるのです。
後からスイッチを移動させたりドアを追加したりすると、新築よりリフォームの方が工事が大変になるので、「割高」になります。
大事なことは、あらかじめ分割した後の想定をしておくことです。
3-4.不安④:デスクや収納どうしよう?
分けた後に必要になる、勉強机やそれぞれの収納について悩んでしまって、なかなか間取りがまとまらないケースです。
整理をすると、
・4.5畳の子ども部屋は、1人分の勉強机とベッドが配置できる広さ。
・4.5畳の広さと別に、収納を作っておく。
つまり、分割して個室になってもOKなのが「4.5畳」なのです。
でも、間取りの都合で、今回の事例のように、きれいに窓やドアや収納を配置できないかも知れません。
そこで、ご提案できるのが、「休むゾーン」と「活動するゾーン」を分ける方法です。一つの事例をご紹介します。
3-5.不安④の解決法:パターンを知る
「休むゾーン」と「活動するゾーン」とは、
「休むゾーン」:ベッドを置く
「活動するゾーン」:机を置く
つまり、
・子供の年齢が小さいうちは、大きなキッズルームや家族みんなが川の字で眠れる寝室として利用している。
・分割後は、「休むゾーン」を壁リフォームで個室にする。
・分割後も、収納やデスクはシェア型として利用する。
という設計方法です。
最初にご覧いただいた「標準的な4.5畳×2部屋」の9畳サイズで比べてみると、

最初にご紹介した9帖のシェアルーム(上の間取り)と、
収納やカウンターを外に出した(下の間取り)の
使用している部屋の面積は同じです。
このように、

個室になるのは、「休むゾーン」のようなプライベート空間。
共有利用するのは、「収納」と「デスク」
共有した方が便利なファミクロの機能とスタディコーナーの機能を出して、プライベートな部分だけを残します。

まとめると、
・シェア型として数年使ってきた流れを受け継ぐ前提で考える。
・「休むゾーン」はプライベートな個室
・「活動ゾーン」は「収納」と「デスク」に
子どもが小さい頃でも大きくなっても、ずっと使えるこのスタイルは実はとても人気があります。比較しやすいように並べて解説しましたが、考え方をうまく採用して皆さんの間取りに組み合わせてみてくださいね。
4.まとめ
子供部屋を作る上で、よくあるご質問「個室にするべきか?シェアするべきか?」についてまとめました。うまく組み合わせて今も20年後も子供部屋が有効に楽しく使えるように検討してみてくださいね。