第179回:家族会議の進め方(予算)。

第179回:家族会議の進め方(予算)。

家族会議 ヒートアップ 予算 旦那と好みが合わない

家を建てる話が家族で始まると「家族会議」の回数がグンと増えます。

今までは、今日あった出来事のお話や休日の予定がメインテーマだったけれど、「家プロジェクト」が始まると話題の中心になりますよね。

ところが家は1つだけど、意見は住む人の数だけあります。当然、方向性が違えばヒートアップしてきます。

仲良く楽しくスムーズに進める秘訣はコレ。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

 

このテーマは「左:ご主人 右:奥さん」です。

奥さん
ローンの支払い額から
総予算を3,300万円として
土地代を差し引くと
家の予算が〇〇万円に
おさめないといけないね。
ご主人
そうだね。
安い金利の銀行は
オレがネットで
調べておくよ。
奥さん
私、アイランドキッチンは
絶対に外せないからね。
あと、ランドリールームね。
洗面と脱衣室も分けるからね。
ご主人
そのへんは
任せるけど、
お風呂は大きいのが
いいな。
ご主人
やりたい部屋の要望が
増えてくると
家が大きくなるな〜。
奥さん
間取りが決まらないと
予算内にできるかどうか
分からないよね。
エコカラットも貼りたいし
床も無垢材にしたいなー。
ご主人
じゃあ一度間取りを
作ってもらって
家の金額が分かったら
やりたいへやが
つくれるかどうか
分かるんじゃない?
奥さん
実は300万貯めてるから
ショートした分は
ここから出してつけちゃおう。
もちろんダンナには内緒。
ご主人
太陽光つけて
光熱費安くしたいし
車にカーポートも
つくりたいしなぁ。
ランドリールーム
なんて要らないのに。

楽しそうな会話ですね〜〜。でも微妙にかみ合ってないですね〜。

まず大前提として、『月々の支払える金額から逆計算した住宅ローン借入額』を確定させる。コレが第一です。ここまで進め方はOKです。

そこから土地代を差し引いて、家の予算目安をつかむ。コレもOKです。

残った家の予算で、やりたい部屋の要望が可能なのかを間取りと見積もりで確認する。コレもOKです。

ここでポイントですが、

同じ間取りと仕様・建材で(※同じキッチン、同じ外壁)見積もりが出てく流のならA社とB社のどちらが安いのかの価格差が明確に出ますが、実際はそんなにうまくいきません。

気になっている住宅会社に、間取りを依頼することでその会社のカラーが入った間取りの提案が出てくる。その会社のカラーが入った仕様・建材での見積もりが出てくる。

この「気になっている住宅会社」という点が重要です。

なぜその会社が気になっているのか?

・雰囲気
・工法
・ブランド

要因は様々ですが、気になっている要素に対していくら支払うか?を提案を見て検討するのが一番分かりやすいのです。

同じ条件で数社比較見積をするのは、実は意味がありません。

理由は、コンペや入札ではないからです。

そして家は人で決まりますから、

なぜこの間取りにしてくれたのか?
なぜこの建材を提案してくれたのか?

そこに担当者がウチの家に込めてくれた想いが見えてきます。

その想いに対して、大切な我が家の家づくりを任せたい!と思えるか?

ここがもう一つの重要ポイントです。

結論①:気になった会社で、価格の目安をつかもう。

ランドリールームを作りたい。のような家のサイズに影響することは上記の結論①で対応できます。気になった要素を提案に入れてもらえばいいですから。

そして、太陽光・エコカラットといったこだわりポイントは、A社でもB社でも採用できるので、結論①の目安金額に対して、

・あといくら上乗せできるか?
・その上乗せ範囲内で採用できそうか?

の二本立てで検討してみてください。

結論②:採用したい項目をリストアップして、各社の見積を比較する。

そしてこだわりたいポイントについては、家族で早めに出し合うのがオススメです。今回のケースのように隠した状態で、探り合っているのはあまり良くありません。

「そんなの要らないでしょ?」って否定されたくないかもしれませんが「お互い何を求めているかを知っておく」のがこの家族会議の段階ではとても重要です。

まだ決定ではありませんから。

ヘソクリのところは、まだ内緒でもいいですけどね(笑)。

初期段階でモメずにスムーズに進めるために、
家ブログ第176回:家族会議の進め方(間取り)。
家ブログ第182回:家族会議の進め方(色合い)。
家ブログ第185回:家族会議の進め方(造作)。

第180回につづく。