家づくりすごろく:STEP7打ち合わせ
「だから疲れて、もういいやになるのか」
楽しいはずの打ち合わせがストレス溜まって苦痛でしかない…どうしたらいい??
キッチンや照明にインテリア内装と、家の打ち合わせが一番楽しい時なのに、なぜか表情の暗い疲れた様子のお客様が多いのです。
実は、お客様任せのセルフ型がストレスになる原因です。
どうぞ自由にお選びください。ってお客様目線のように聞こえるけれど実際は全部丸投げでプロの提案が全くない打ち合わせでは、モヤモヤがつのりますよね。
解決は、何を決めるか事前に知っておくこと。
住宅会社の進め方を変えるのは難しいですから、セルフ型打ち合わせでも楽しく進めていけるポイントをご紹介しますね。
分かれ道:家の打ち合わせはココをチェックする YES NO
この記事の目次
1”セルフ打ち合わせ”と”フルサービス打ち合わせ”
2スケジュール
3外観
4インテリア
5電気・照明
6外構
1”セルフ打ち合わせ”と”フルサービス打ち合わせ”
ここでいう「打ち合わせ」とは、色決めのことです。まずはこちらをご覧ください。

例えば、外観。
「外壁を明るめにしたいけど、白だと汚れが気になるし、ベージュ系かな?」
「同じ明るめでも柄のあるデザインだと、雰囲気も変わるね」
「この外壁に合う、屋根や玄関ドアの組み合わせはどれだろう?」
例えば、インテリア。
「部屋は少しグレートーンを入れたいけど、暗くないかな?」
「北欧テイストにしたいけど、木目はどんな雰囲気がいいかな?」
「アクセントに好みのテイストを入れたいけど、センスなくて自信がないよ」
注文住宅ですから、自由な組み合わせが可能です。
ところが、
行いますので、
こちらの資料を
お渡ししておきますね。
(コーディネートブックを
お渡ししながら)

家の打ち合わせって
感じがしてきますね!

お選びいただきますので
このブックを見て
どれにされるか
決めてきていただくと
スムーズに進みますよ。

迷いそうだなぁ。
決めてきてくれると
いいんだけど、
長引くのは困るなぁ。

しっかり見ておきます!
でも、私、センスないから
不安だなぁ〜〜笑

ないけど、
コーディネーターさんが
オシャレな提案して
くれるよね。
実は、このやりとりがすごく多いのです。
お客様はいろんな提案を希望されていますが、ほとんどの色打ち合わせは、「この中から選んでね」のセルフ打ち合わせなのです。

セルフ型は、「この中から自由に選んでください」が基本なので、お客様が選んだもので決定になります。選んだ仕上がりも自己責任。これどう思います?と聞いてもいいと思いますよ。と無難な返答。こういうのはどうですか?という提案は基本的にはありません。そして期限が割と短いので早く決めてとストレスも溜まります。
フルサービス型の場合は、

どんなイメージが好みなのか?などお客様にしっかりヒアリングを行った上で、「コーディネート」してくれたイメージボードを作ってくれます。仮のたたき台を要望に合わせてまとめてくれていますし、プロの視点でオススメの組み合わせやパーツの提案などが楽しみです。気に入らない部分は、変更できるので遠慮はいりません。
二つの違いをまとめると、

どちらが良いという話ではなく、どちらの進め方が家づくりに合っているか?を考えて欲しいと思います。
セルフ対策
セルフ型のようだが、フルサービスを希望するなら、
「コーディネーターさんに、要望を伝えたい」
と打ち合わせの前に伝えましょう。
フルサービス対策
フルサービス型のようだが、そこまでこだわらなくてもいいなら、
「ある程度お任せしたいので、サラッと選びたい」
と打ち合わせ前に伝えましょう。
家づくりの打ち合わせで、ストレスが溜まるのは、この「進め方」の確認をしないまま突入する事なのです。
そもそも、お客様は打ち合わせの進め方なんて知りません。初体験ですから。だからこういうものなんだなっと知っておいた上で、進め方の希望を伝えることはとても大切です。契約前段階で確認しておくべきことでもあります。
結論:進め方を確認して、進め方要望を伝えておく。
2スケジュール
打ち合わせの前に気になることって、こんな事が多いのです。
・スイッチニッチを作りたいけど、いつ頃その話が出るのかな?
・最初に決めていくのは何だろう?
・迷いそうだけど一度選んだら、もう変更できない?
・どれくらいの期間で選んでいくんだろう?

すごく多いご質問です。
大別すると、

例えば、
スイッチニッチは、
・インターホンやリモコンの関係だから”電気配線”の時に打ち合わせするのかな?
・でもニッチの形状もアールにしようか、スクエアにしようかって話になると、インテリア内装打ち合わせの時なのかな?
・ニッチだけアクセントにしようって話だと壁紙の時になるのかな?
・ニッチは壁をくり抜くから構造的にNGって話も聞いたことあるし、そうなると間取り確認の時?
どれも可能性ありますよね。
さて、どの段階で伝えるのが正解なのでしょうか?
しかし、住宅会社によって打ち合わせの進め方も全然違うのです。こちらをご覧ください。

スイッチニッチの打ち合わせ一つで考えても、A社B社C社で進め方が全然違います。
・どの段階で登場するのか?
・どの段階まで変更可能なのか?
明確にするためにも、「打ち合わせのスケジュール」を出してもらうことがとても大切なのが分かると思います。住宅会社のスケジュールを変えることはできませんから、予定表の確認といつまでに決めるのか?を把握しましょう。
結論:予定表を、必ずもらおう。
打ち合わせの予定表と一緒に確認するのは、
・打ち合わせは、何回あるのか?
・迷えるのは、いつまでか?
・何から選ぶのか?
・提案してもらえるのか?
この4点です。
特に4番目の「セルフ」か「フルサービス」かは重要です。
同じスイッチニッチでも、
セルフ対策
セルフ型なら、
こちらからイメージ写真を提示して「こんな感じにしたい」と伝えるようになります。提示した内容に忠実に動いてくれますから、こちらで事前に下調べをしておく期間が必要になります。
フルサービス対策
フルサービス型なら、
どの段階で提案してもらえるか?提案をみて変更できるのはいつまでなのか?がポイントです。スイッチニッチは横長四角にしたかったのに、提案されたイメージが違う・・・なんてことにならないように。
打ち合わせを楽しく進めていくためにも、忘れずに確認してくださいね。
家の打ち合わせスケジュールを
知っておきたい方はこちら。
マスオの家づくりツール:オシャレにまとめるために設計打ち合わせ予定表
3外観
いよいよ色打ち合わせに入っていきます。外観を構成する部材は、屋根・外壁・窓・玄関ドア・ポーチタイルがメインになります。

進め方は、一番広い面積を占める「外壁」から選ぶのが一番オススメです。
理由は、一番目を引くのは外壁だからです。
あの、白い家だね。
あそこの黒い家を曲がったところだね。
家を目印に場所の話をする時には、ほぼ壁の色を使います。これがポイントです。
我が家はどんな雰囲気にしよう?これは外壁でほぼ印象が決まるからです。
結論:外壁を、最初に決めよう。
そして外壁が決まれば、あとは合わせていくだけです。
ここで注意点は、
・自然光に当てる
・実物サンプルを見る
・最終予想図をもらう
この3点です。
▶︎自然光に当てる。について、
外壁のサンプルをショールーム内で選ぶと、工事が進んで足場がなくなり外観お披露目!の時にガッカリすることがあります。
思ったより、明るすぎる。
思ったより、暗い。
原因は、室内の照明と自然光の太陽では色味が違ってみるからです。
このイメージと違うトラブルを回避するためにも、
外壁サンプルは、必ず外に出して選ぶ。
ことを強くお勧めします。
雨だから・・。いえいえ雨の日でも自然光の明るさと室内の照明では色味が違って見えます。また太陽が直接当たった時の方がより明るく白っぽく見えますので合わせて確認しましょう。
▶︎実物サンプルを見る、について
住宅会社の手抜きで、カタログ冊子やタブレット画面で選ばせるケースがありますが、これも同じように足場をとった後の外観お披露目で、イメージと違うトラブルの原因になります。
印刷物はインクや紙質によって色味の見え方は結構変わります。タブレットも同じです。
小さくても、必ず実物サンプルを見て選びましょう。
▶︎最終予想図をもらう、について
これも必ずお願いしましょう。選んだ外壁や屋根や窓フレームなどの色を落とし込んだ外観パースをもらいます。これは、どれを選んだっけ?と忘れてもいいように備忘録を兼ねることができます。
外観パースで最終完成予想図はワクワクしますしね。
必ず、最終予想パースをもらう。
ここまで、外観の打ち合わせポイントをご紹介しましたが、ほとんどの住宅会社はセルフ型ですので、このように「選んでください」スタンスなので提案はしてくれません。だから、
セルフ対策
セルフ型なら、やりたいイメージ写真をしっかりスマホに集めておく。
ことが大切です。街を歩いていて気になる家をパチリと参考におさめるのもアリです。あんまりヨソの家を覗くのは不審がられますのでご注意を。
フルサービス対策
フルサービス型なら、間取りや家の立面に合わせて、この組み合わせがいいですよとまとめてくれます。ただ提案者の好みが強く反映されますので、気に入らない時は遠慮なく伝えましょう。ここでモジモジ我慢してもいいことにはなりません。
4インテリア
外観は、一つに絞るようになりますが、インテリアは部屋ごとにテーマを変えることも可能です。
リビング・寝室・水回り・和室・玄関ゾーンのように「部屋別」に考える。
玄関〜ホールやトイレ、リビング・寝室や子供部屋のように「オープンとプライベート」で考える。
家づくりのこだわりや個性、テーマ性を存分に発揮できますね。

インテリアのポイントは、色を入れすぎないことです。
家の打ち合わせ段階で選ぶのは、家の部材のみです。家具のことは考慮していないため、家具が入る前から派手な仕上がりだと、まとまらないインテリアになります。
床で1色。
壁・天井・ドアを白に統一で1色。
アクセントに1色。
これで3色です。
これくらいシンプルにまとめて、実はちょうどいいのです。
結論:家の色は3色まで。
セルフ型の場合は、それぞれバラバラに出てきて順番に選んでくださいという流れのため、どうしても色が増えがちです。しかも選んだ責任は、お客様にあるため、困ったものです。
セルフ対策
セルフ型の場合は、外観同様に、やりたいイメージをスマホに集めておいて、「この部屋にはこのインテリア」と絞っておきましょう。
実はオシャレな家ほど、家具のない家の部材だけの状態で見るとシンプルな組み合わせになっていることがほとんどです。
フルサービス対策
フルサービス型の場合は、カーテンやソファといった家具まで含めてコーディネートしてくれます。ポイントは「予算」と「好み」です。
しっかり思い違いのないような事前情報共有が大切です。フルサービス型なら事前ヒアリングが必ずありますので、慌てなくても大丈夫です。
家の色使いは3色まで。
気になる続きはこちら。
家ブログ第670回:家の色は3色まででオシャレになる。
5電気・照明
電気配線や照明は、生活に直結する重要なテーマです。普段の生活で一番よく使う場所だから、「使いやすく、後悔のないように選びたい」と誰もが思います。
そのために、
・どんな照明器具があるのか?
・電気配線で何を選ぶ?
・何に注意したらいい?
この3点をまず事前情報として把握しましょう。
照明器具の種類は、ざっくりこんな感じです。

大きく5種類です。
・シーリング(天井に直接つける)
・ダウンライト(天井に埋め込む)
・ブラケット(壁につける)
・ペンダント(吊り下げる
・間接照明(家に照明を作る)
つまり、「どの場所」につけるのか?が分かればいいのです。照明カタログもこの種類別に記載されています。この照明器具の用語が分かればスタートラインに立てます。
次に、電気配線のイメージはざっくりこんな感じです。

スイッチは、
・どの場所に
・どの照明を点灯するか?
コンセントは、
・どの場所で
・家電の利用イメージを
人感センサーもこの段階で一緒に検討するといいですね。
ちなみに一つのスイッチで一つの照明。これが基本です。
一つの照明を2箇所のスイッチで点灯させたい。これは3路といって基本形より少し金額が上がります。
連動する数が多いと、同じ照明でも複数箇所で点灯させるなどは配線数が増えると覚えておきましょう。
照明と電気配線のイメージがつかめたら、いよいよ打ち合わせで注意しておきたいポイントをご紹介しますね。

照明選びでチェックするポイントは、4点です。
・お手入れできる?
・暗くない?
・光の色味は?
・見た目
お手入れは、ここを想像してみましょう。
・電球を自分で替えられる?
・掃除しやすい?
電球は、最近ではLED電球だから、長寿命になりましたがそれでも交換のタイミングはやってきます。ダウンライトも電球ではなく器具本体ごと交換タイプだったりすると電球交換のコストも万単位になってきます。
掃除は、吹き抜けや階段など高い天井に設置した照明器具やシーリングファンのお掃除も気になるところです。換気システムが良くなってきても、やはり照明器具やファンに埃は積もります。手の届く場所か?柄の長いモップで対応できそうか?など日々の生活を想像してみましょう。
実際にダウンライトの交換はどうするの?
気になる続きはこちら。
家ブログ第574回:ダウンライトの交換はどうするの?
暗くないか?の明るさは、ここをチェックしましょう。
・照度計算されているか?
・スイッチで調整できるか?
・明るすぎないか?
照度計算とは、照明器具メーカーが明るさチェックをしてくれたもの。もちろん無料です。この照明器具の組み合わせならこの部屋は十分明るいですと提案してくれます。住宅会社のスタッフさんに確認をしましょう。6帖の部屋に6帖サイズの照明ならわかりやすいですが、ダウンライト何個がいいの?このブラケットだけだと暗いかな?となかなか想像つきませんからね。
スイッチ一つで、どの照明を点灯させるのか?これは結構重要なテーマです。ボタンひとつで全ての照明を同時に点灯させるのは操作は楽ですが、無駄に点けっぱなしも勿体無いですし、逆に明るすぎても消せないなんてトラブルも多いのです。調光といった選択もありますが、費用も考えるとスイッチを分けるだけでも解決しますから、しっかり選んで欲しいと思います。
明るすぎるとは、最近の照明器具がLED主流になったことで新しく起きることです。LEDの光は直線的なので、ベッドに寝転んで天井を見ると、天井ダウンライトの光が真っ直ぐ目に入ってきて眩しい。。なんてケースです。明るすぎるのも実は疲れたり、眠りにつきにくいなどの問題もあります。暗いのを避けたいからと、やたら照明が多い提案も実は問題があります。この問題回避の面でも照度計算をしておけば、目安の数値がわかるので選びやすくなります。
明るさチェックどうしたらいい?
気になる続きはこちら。
家ブログ第834回:照度計算って必要?
照明器具メーカーって混ぜてもいいの?
気になる続きはこちら。
家ブログ第844回:照明器具メーカー混ぜてもいいの?
暗くないかばかり気にしてたら思わぬ盲点が…
気になる続きはこちら。
家ブログ第556回:明るすぎる問題も意識しよう。
光の色味は、ここでチェックしましょう。
・電球色と昼白色の違い
・混ぜてもOK
・くつろぐ?活動する?
電球色とはオレンジっぽい光の色。一般的にはリビングや寝室などでゆったりくつろいだり休む部屋に適しています。
昼白色とは白っぽい光の色。モノの色が綺麗に見える・清潔感を感じるなどの特徴から、洗面室や子供部屋、デスク照明などに適しています。
光の色味も選ぶ。ことを意外と忘れがちです。
光の色味でインテリアの印象もグンと変わります。
光の色味で部屋が暗く・明るく感じることもあります。
どの部屋にどんな光の色味が合うのか?しっかり検討して選びましょう。後から電球を交換することもできますし、調色機能もありますが、入居してすぐ後悔のないように検討しておきましょう。
光の色味ってそろえないとダメなのかな?
気になる続きはこちら。
家ブログ第349回:照明色混ぜてもおかしくない?
見た目は、ここをチェックしましょう。
・大きさ
・設置高さ
・影
実は、照明器具の大きさが合わないトラブルは多いのです。
・キッチンに好みのペンダントライトを3つ吊り下げたら、大きくてなんだか窮屈な印象になった。
・間接照明の長さが合ってなくて、照らされない部分ができた。
などなど。しっかり照明器具のサイズを確認して室内にどんな風になるのか?把握しておきましょう。寝室にベッドが入るのか確認するのと同じです。
設置高さも意外と適当にしがちですが、大切です。
吊り下げるペンダントライトならコード長さも大切です。長すぎてもコードをまとめるのも不細工だし、短いとなんだかツンツルテンになります。
スポットライトや階段などの壁の高さが高い場合にも、どの高さに設置するのか?きちんと現地で確認しておきましょう。現地で「電気配線の立ち会い確認」が重要なのはこのためです。
影は、思わぬところにできてガッカリなんてことにならないようにしましょう。
・ダウンライトがエアコンの真上で、残念なことに…。
・スポットライトが思わぬ低さで、通るたびに頭を打ちそうになる…。
こんなケースも少なくありません。照明器具そのものが美しいかどうか?だけではなく、取り付けたトータルの見た目を想像してみることも実は大切です。
引越ししてエアコンを設置したら残念なことに…
気になる続きはこちら。
家ブログ第452回:エアコン照らさないで。

電気配線でチェックするポイントは、5つです。
・人感センサー
・WiFi
・壁掛けテレビ
・スイッチ
・外構の配線
人感センサーは、ここをチェックしましょう。
・センサーが反応する距離
・センサーが反応しすぎないか?
例えば、長い廊下の場合に人感センサーが遠いと照明が点灯しない。
例えば、玄関ポーチのセンサーが道路に車が通行するたび点灯する。
こういうケースです。
人感センサーは3m程度だと知っておきましょう。
室内のセンサーは、センサーが見える位置にあるのか?距離は3m以内か?
屋外のセンサーは、道路や隣地との距離が近すぎないか?近い場合はセンサー位置を変更するなどの対応が必要です。
WiFiは、ここをチェックしましょう。
・ルーターをどこに置く?
・有線は必要か?
・お手入れは?
今や必須アイテムの自宅WiFiですが、ルーターボックスの場所はきちんと計画しておきましょう。手の届かない収納部屋の隅っこだと、埃が積もって火事の原因になります。よほどの大豪邸でなければ、住宅内で電波が弱いなんてことはありません。無線で十分利用できます。ただテレワークなどの自宅作業が多い場合は、無線ではなく有線接続の方が安定できます。その場合はパソコンやデスクの位置を決めてそこまでネット配線が必要です。
壁掛けテレビは、ここをチェックしましょう。
・壁掛け金具とコンセントは干渉しないか?
・テレビ接続機器の置き場所はあるか?
・コンセントは足りるか?
実は、壁掛け金具を設置しようとしたら、コンセントが邪魔。。なんてトラブル結構多いのです。金具の形状まできちんと確認しておきましょう。
テレビ単体だけでなく、DVDプレイヤーやニンテンドースイッチなど、テレビとつなげて楽しむ場合、壁掛けテレビにすると、結局配線が見えて残念なんてこともあります。接続機器の場所もしっかり想定しましょう。
意外とコンセントの口数が足りないこともあります。通常コンセントプレート1枚で差し込み口は2箇所です。テレビ電源とプレイヤー電源を挿したら終了です。無難に4口以上は確保しましょう。
スイッチは、ドアや家具との干渉です。
回遊動線に集中しすぎて、扉や家具が邪魔で室内の照明スイッチが遠くなる・・なんてケースも多い相談です。せっかく使いやすい間取りにこだわって計画しますから、電気配線も同じようにチェックしておきましょう。
あれ?スイッチの場所遠いよね?
気になる続きはこちら。
家ブログ第518回:スイッチはドアの横が基本。
外構の配線は、ここをチェックしましょう。
・インターホンの子機はどこにする?
・外構の照明スイッチ
インターホンは通常、室内の親機と玄関ドア横の子機をつなぎます。注文住宅で外構計画を考える中で、屋外の子機を門塀と一緒に設置しようと考えた時に、すでに電気配線は終了している。なんてことが結構多いのです。
あらかじめ、インターホンをどこに設置するか?を決めておくことです。外構計画は先送りにされがちですから、しっかり配線をどこに出すのかを打ち合わせしましょう。
外構にも庭園灯やテラスの照明などを計画しますが、この照明はどうやって点灯しますか?意外と電源やスイッチの話が忘れられることが多いのです。
無難に外部コンセント一つ作っておしまい。にならないように、
どのあたりに電源を出せるようにしておくか?
照明の点灯は室内のどこからスイッチ操作した方が便利か?
この2点はきちんと押さえておきましょう。
セルフ対策
打ち合わせがセルフ型の場合、基本的には自分で選ぶようになります。
・スイッチの設置場所を考えてきてください。
・照明はこのカタログから選んでください。
・予算はここまでです。
スタートラインで説明される内容は、こんな感じです。
とは言っても、自分で選ぶのはなかなか大変です。照明器具のカタログも1000ページ前後の分厚いモノですし、専門的な部分はわかりませんよね。選んだのはお客様だから仕上がりも自己責任なんて押し付け感もツライものです。だからこそ、
・使いたい照明器具写真
・やりたい空間イメージ写真
をスマホに集めておいて、打ち合わせの時に、「こんな感じ」をするのならどれを選べばいいのか?と逆質問をしましょう。
注文住宅ですから、お客様の要望には応えてくれますので、しっかり動いてもらいましょう。
フルサービス対策
フルサービスで提案される場合は、オシャレな照明器具が盛り込まれる一方でかなり予算が高額になるケースもあります。
また、コンセントや配線は少なくなる傾向があります。工事費用の削減です。
また見た目優先で、お手入れ問題に配慮が足りないケースもありますので、
オシャレな提案をもらえるからこそ、お客様側で生活者目線のチェックをしましょう。
あれれ?と思ったら遠慮なく質問や変更をしていきましょう。建築家は作品と考えていても、お客様はずっと暮らしていく生活基盤です。このズレがフルサービスの場合は危険ですから注意してくださいね。
6外構
外構やエクステリアと呼ばれる工事内容は、大きく5つに分類されます。
・境界(ブロックやフェンスや水路)
・車庫(カーポートや土間・バイク)
・入口(アプローチ、ポスト表札)
・テラス(デッキ、パーゴラなど)
・植栽(芝、花壇、シンボルツリー)

敷地の広さにもよりますが、5項目全てを100万円では足りません。予算も大切ですが、外構の話自体を家の完成間際に行う住宅会社がまだまだとても多いことが問題です。

境界関連だと、
・隣地との境界にブロック工事
・視線が気になる高さまでフェンス
・道路からの出入りに溝ふた工事
見た目というよりは、生活していく上で必要な工事になります。敷地が広いと境界ブロックも長くなりますので費用も高くなります。建築地の状況を見て外構工事に含めないといけない要素はどれなのか?早めにチェックしておきましょう。

植栽関連だと、
・仕上げは砂利?芝?
・植栽の配置は?
・植栽は何を植える?
安易に芝を選ぶと、お手入れ大変です。草が生えにくいように防草処理も忘れずに。土間コンクリートも夏は太陽の照り返しが暑かったりします。
植栽は家ギリギリに植えるのはオススメしません。ある程度は離して配置しましょう。根っこもそうですし、枝ぶりが外壁を傷めることもあります。また、日の当たらない場所に植えても仕方がありません。特に北道路区画の場合は、植木の配置をしっかり打ち合わせしてください。
植栽は素人なので分かりませんとお任せにせず、どんな樹種でどんな手入れが必要なのかを確認して選びましょう。葉っぱが落ちる・適度な伐採が必要・樹形が美しいなど少しでも情報を集めておきましょう。そして、自分で無理なく手入れができる範囲で植えるようにしましょう。
シンボルツリーの根っこは大きい。
気になる続きはこちら。
家ブログ第525回:家ギリギリに植えない。
セルフ対策
外構の場合は、ほとんどが外構計画と使う建材を組み合わせたフルサービス型が多いので、セルフの場合は、外構パッケージの中から選ぶ時ぐらいだと思います。選ぶ範囲で気に入らない場合のオプション金額がいくらになるのかをしっかり確認して選ぶようにしましょう。
ブロックもカーポートもピンキリで安価なものから高価なものまでバリエーションが非常に多いので、慌てず少しずつ見ていきましょう。
フルサービス対策
境界ブロックの例だと、
・ブロック2段積み(基礎部で+1段)
・コンクリート擁壁+塗装工事
ブロック塀の高さによっては、ブロックで対応できずコンクリート工事になるとグンと金額は跳ね上がります。
カーポートの例だと、
・シンプルな柱4本の車2台セット
・オシャレ&柱2本の車2台セット
商品によっては定価が2倍以上開くこともあります。
フルサービスの場合は、提案内容によって金額がかなり開くので、
・最低限だと〇〇万円
・最高だと〇〇万円
といった予算によってできる内容の複数提案をお願いしましょう。
素晴らしい提案一択をもらっても1,000万円ですと言われたら無理ですから。内容と価格の両輪で提案をしてもらうようにお願いするのがポイントです。
ここまで家の打ち合わせについて、解説してきました。せっかくの注文住宅ですから、早く決めて!の締切に追われないように楽しんで進めていきましょう。
