第60回:メモ取らないヤツは危険。

第60回:メモ取らないヤツは危険。

(検索ワード:メモを取らない 伝え忘れ うっかり営業マン)

営業マン・設計さんに限らず
打合せの時に

「メモ」

を取ってくれているかを
確認してくださいね。

打合せの対象は「家」ですから
変更や修正の項目は多岐に渡ります。
しかも他の案件も同時並行で進んでいますから

覚えていられるハズがありません。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

お客様
ウチの子供は
少し喘息持ちなので
換気システムには
こだわりたいです。
営業マン
ああ。それなら
ウチの換気システムが
オススメですね。
お子さんは何歳ですか?
お客様
5歳です。
それと敷地の入り口を
広くして車の出し入れを
スムーズにできないかと
思います。
営業マン
ああ。それなら
一部花壇のところを
壊して広くする
工事の提案と見積もりを
次回用意しますね。
お客様
はい。
よろしくお願いします。
お客様
話が早い方で
いい感じ〜。

そして次の打合せ。

営業マン
今回のご提案ですが
ご予算内に納めましたので
気に入ってもらえると
思います!
お客様
そうなんですね!
あ、あの
このシリーズだと
換気システムは
Bバージョンですよね…
営業マン
あ!そうだ!
換気はいいヤツに
してって
言ってたな。。
営業マン
あ。はい。
こちらのご予算での
プランと内容です。
換気システムの
見積はつくっているので
次回ご提示予定です(汗)。
お客様
そうですか…。
それと車の入口の件は
どうなりそうですか?
営業マン
あ!やべ!!
それもあったなぁ。
忘れてたよ。
営業マン
あ。はい。
プランが決まってきてから
外構工事の一部として
ご提案しますので(汗)。
お客様
あれれ?
花壇を壊して提案するって
言ってたのに?
プランが先で
後からで大丈夫なの??
なんかモヤモヤ
するなぁ。。

いやあ怖いですねぇ。
でもホントよくある話です。

最初の打合せでは
営業マンの返事テンポが良く
お客様も安心されていましたが、

2回目の打合せでは
忘れていたことが発覚して
その場しのぎの連続のため
お客様も疑心暗鬼に。

営業マンが
・5歳の子供 喘息のため 換気システム
・車の出し入れ 敷地アプローチ提案(見積も)
とメモしていれば
大して手間のかかることではなかったのです。

慣れてきた営業マンほど
筆記をして残る作業を省く傾向があります。

でもこの一つ一つの積み重ねで
家は建てていきます。
この一つ一つの積み重ねで
信頼関係を築いていきます。

打合せは担当者の信用チェックでもあるのです。

結論:メモを取ってない担当は変えてもらおう。

2回目の打合せで
これだけ忘れ物が多い時点で
「お伝えしたことが入っていません!!」
と言っても全然大丈夫です。
「ちゃんとしてくれないなら別の方にお願いしたいです!」
と言っても全然大丈夫です。

大切な家ですから
遠慮してはいけませんよ。

第61回につづく。