第831回:見積の有効期限って意味あるの?(質問120)

第831回:見積の有効期限って意味あるの?(質問120)

見積 有効期限 値上げ キャンペーン 資材高騰

マスオが受けた質問のご紹介コーナー。

今回は、「この見積の有効期限が切れているので・・って言われて…」

確かに気になりますよね。

※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。

 

事務所にて、

店長
今月契約が
足りないぞ。
過去客で
見込みになるお客は
いないのか?
営業マン
半年前の
〇〇さんが
イケるかもです!
店長
ん?
それは資材高騰前だな。
見積もりはやり直せよ。
前の金額で
契約したら
許さんぞ。
打合せにて、
お客様
色々見て回りましたが、
こちらで
お願いしようかなと。。
営業マン
見積の有効期限が
ありますので
再度見積になります。
お客様
え?
前の金額じゃ
ダメなんですか?
お客様
せっかく
他社は資材高騰だって
いうから
ココにしようと
思ったのに。
 

いやあ怖いですねぇ。でもホントよくある話です。

工事の見積書には「有効期限」が記載されていますが、これは形式的なものなのでほとんど意味がありません。

住宅会社も契約が欲しいから、以前の金額でも受けてくれるケースがほとんどです。

有効期限が90日間って記載があって、4ヶ月目に再度相談。こういうケースは大体OKです。

ダメなケースは、
・資材高騰で以前の価格だと赤字になる。
・値引きキャンペーン

この場合は、「再度見積もり」になるので以前と同じ価格はダメです。

結論:有効期限が。と言われたら諦めよう。

あくまで、ダメもとですね。

第832回につづく。