家づくりすごろく:STEP4プラン見積
「だからこの間取りは、ダメなんだね」
この間取りなら大丈夫なのかな?って思ってたのに、徐々に話が変な方向に進んでる気がする。どうして?
たまたま友人が家を建てていたから、コレおかしいよ?って教えてくれたけど、なんでこんな提案が出てくるんだろう。
実は、営業マンが“売れる間取り“として作成するからです。
家の間取り図面には、ものすごくたくさんの情報が含まれます。でも、細かく設計するより売るのが先だと考える営業マンが作成するため、省略や先送りした項目が多すぎるので、後々トラブルの原因になるのです。じゃあどうしたらいいのかな?
解決は、間取り図面の“見るところ“を知っておくことです。
素人のお客様でも簡単に見抜けるポイントをまとめましたので、じっくり読み進めてください。
分かれ道:提案されたらここをチェックするYES NO
この記事の目次
1ちょっと待って!その間取り大丈夫?
2その間取り大丈夫?:見積編
3その間取り大丈夫?:構造編
4その間取り大丈夫?:暮らし編
5その間取り大丈夫?:担当者編
6正解はコレ
1ちょっと待って!その間取り大丈夫?
家づくりの打ち合わせの前半戦で最も楽しい「プラン打ち合わせ」。
「リビングは、どんな雰囲気がお好みですか?」
「家の外観は、柔らかいテイストが好きですか?」
「キッチンは、オープンスタイルがご希望ですか?」
間取り(プラン)を作るための、ヒアリング(どんな家にしたいか質問する)が始まるとなんだかワクワクしてきますよね。
SNSやホームページで見た素敵な家を実際に見学に行って、その会社が建てたモデルハウスに入ると、仕上がりの印象もよくて興奮。そしていよいよ間取りの作成。そして、提案された内容を見てさらに家づくりが盛り上がります。
スムーズに進んでいくなら全く問題ありません。
この記事では、打ち合わせが進んでいく中で
「え〜?そんなの聞いてないよ」
間取りや見積のトラブルの事例をご紹介します。
そもそも、なぜこんなことになるのでしょうか?
それは、建築のプロではない「営業マン」が間取りを作成して見積をまとめてくるからです。
本来なら、住宅会社の担当は建築のプロであるはずなのに、素人の営業マンや売り子のような営業マンなど様々な担当者がいて、出会う担当さんによっては間取り打合せや見積でトラブルになることも少なくありません。
残念ながら、お客様から担当者を選ぶことができません。
・どの担当さんが、当たりなのか?
・担当者を変えてとは、言いにくい。
担当ガチャだから仕方がないと割り切るしかないの?でも、大切なマイホームですから、そんなに簡単に諦められませんよね。
今回の記事の目的は、「どの提案でも指摘して修正できる」ポイントを紹介することですので、お客様でもカンタンにできるようにまとめます。
家づくりを安全に楽しく進めていくために、提案された間取りや見積を簡単にチェックできるようにご紹介しますので、読み進めてください。
2その間取り大丈夫?:見積編
見積編でご紹介するのは、
「お金のトラブル」にならない図面なのか?
です。
まずは、こちらをご覧ください。
※グレーの吹き出しは会話。ホワイトは心の中。
ふまえて間取りを
作成しました。
見積はこちらになります。
この見積は
先日見せてもらった
モデルハウスの
キッチンと
お風呂ですか?
標準仕様のキッチンと
お風呂でみています。
先日のモデルは
オプションになりますね。
棚やパイプも
ついてるんですよね?
打ち合わせで決めていくので
今はフリーの状態です。
あれもこれも
入れていたら
金額が高くなるよ。
それらは追加として
注文してもらいたいしね。
コレじゃあ
この見積金額は
アテにならないな。
まだまだ上がりそう。。
全然話が違ってきてるし・・
このやりとり、よくありますよね。
今回のお客様は、先日見学したモデルハウスの印象を気に入っていらっしゃるので、キッチンやお風呂などをぜひ採用したいからこそ気になって質問しました。これが良かったのです。営業マンは安く見せたいからオプションを一切計上していない見積を作っていましたが、早めにそれが見つかってよかったですね。
・お客様は、計上してくれてるはず。
・営業マンは、依頼を受けないと計上しない
このズレが、お金のトラブルで1番多いのです。
家の見積は、図面をベースに計算していきます。
だから、図面の内容がすべてです。では、一つずつ具体的な事例と対策を紹介していきます。
間取りに、書き込んであるか?
まずは、こちらをご覧ください。
このように、家の見積をするには「内容」が決まっていないといけません。
まだ詳しくどれにするか?を選んでいないとしても、「仮決定」として見積に計上している内容をキチンと明確にしておかないと、お金のトラブルになります。
え?今は見積に計上されてないの?
コレが1番怖いのです。こうならないために、提案された間取り図面に次の5項目の記載がキチンとあるのか?確認しましょう。
・収納の内部、棚枚数
・窓やドアのサイズ(幅と高さ)
・仕上げ(床・壁・天井)
・天井高さ(CHと表現します)
・家具(実線・点線)
記載がキチンとあれば、このように具体的に安心感があります。
パントリーには可動棚が5枚ある
ランドリーには、天井物干しがある
リビングの床は、無垢材で壁と天井はクロス貼り
寝室の天井高さは、2.5m
カップボードは、見積に計上されている
※実線で記載。
図面の線って意味が違うの??
気になる続きはこちら。
家ブログ310回:点線と実線の違い。
添付資料に、プレゼンボードがあるか?
先程は、間取りにしっかり記載されているかを確認する話をしました。しかし、文字の表記だけでは限界があります。
それは、「住宅設備機器」です。
でも安心してください。そのためにプレゼンボードの添付をしてくれます。
このように、提案されるのは間取り図面だけはなく、「住宅設備機器」はプレゼンボードを数枚添付することで説明してくれます。
あくまで「仮決定」でいいのです。その内容にするのか変更するのかは、コレから検討すればいいのです。
この段階で、「仮決定」の内容が分かれば
・これでいいじゃん。
・食洗機だけ変更したい。
と具体的に何を選んでいけばいいか見えてくるのです。
特に、初回提案の段階ではプレゼンボードをケチって添付してこない時も多いので、見積の根拠になっているキッチンなどの設備は何ですか?と資料で提示してもらいましょう。この資料が出てこないのは、危険です。
添付されるべきプレゼンボードは、こちらです。
・キッチン
・お風呂
・洗面台
・トイレ
・照明器具
・換気システム
・給湯器
・太陽光
例えば、キッチンのプレゼンボードがないと、
・〇〇色が選べると思っていたのに、オプションカラーだと後日発覚。結局追加金額が発生した。なんてトラブルに。
・食洗機がついてるって聞いてたけど、後から浅型が標準で深型にするのはオプションになると発覚。
こんな感じです。「今、どんな設備が見積に計上されているのか?」を把握するためにプレゼンボードは重要です。
なかなか見積が出てこないときは
こちらもどうぞ。
家ブログ第44回:各社の見積が遅い時は。
お金の話をしても、のらりくらりとかわされて。
気になる続きはこちらを。
家ブログ第281回:見積出してくれない…。
お金の話になったら耳にする「概算金額」
詳しくはこちらを。
家ブログ第71回:概算見積って何?
次は、構造編です。
3その間取り大丈夫?:構造編
まずは、こちらをご覧ください。
踏まえて間取りを
作成しました!
横ならびダイニングで
オシャレになりますよ。
いいですね〜〜!!
その後、話は進み、契約前
間取りですが、
構造的に柱が
必要になりまして、
ココとココに。。
そんなの聞いてないです。。
全然イメージ
変わるじゃないですか。。
指摘が入って
このままじゃ
ダメだって
言われたから・・
今更こんな話が
出てくるの??
なんかすっごい不安に
なってきた・・
このやりとり、とても多いんです。
営業マンが間取りを作るときに考えているのは、「部屋の配置」だけです。
お客様が気に入りそうな部屋の配置が完成したら、外観のバランスが美しくなるように窓を配置したり、屋根を乗せていきます。
え?それって私(素人)でも思いつくやり方じゃないの??と思いますよね。
残念ながら現実です。
・洗面室と脱衣室がつながるように…
・キッチンからランドリーに行けるように…
・リビングの横に和室やファミクロも…
部屋の配置を考えるとは、こんな感じです。そして、
・道路側の外観の窓は、デザインシリーズを…
・見えない裏側は、普通の窓で…
・屋根は片流れで一枚にすれば安い…
外観や屋根は、このように後から付け足すような感じです。
あれ?構造検討は?
あれ?法律チェックは?
残念ながら、この段階では行なっていません。間取りの方向性がある程度決まってきて、初めて設計部署に「構造・法律」検討を依頼するのです。
ここでやっと、
・柱の位置がダメ
・耐震バランスがダメ
・斜線制限オーバー
・建ぺい率オーバー
なんて初歩的なミスが、こんなに遅くに発覚するのです。
住宅を「売る」発想の会社ほど、この傾向です。
住宅を「設計する」発想の会社は、全て同時に進めます。だから2〜3日で間取りが完成することはありません。
では、どう対処したらいいのでしょうか?
次の5つの質問をしてください。コレだけです。
・柱が、飛びすぎていませんか?
・直下率は、何%ですか?
・建ぺい率・容積率は、何%ですか?
・斜線制限は、大丈夫ですか?
・建築できますよね?
専門的なように感じるかもしれませんが、すごくカンタンにチェックできます。この質問をオススメする理由は、
スタッフから返ってくる答えが、シンプルだから判断しやすい。
からです。
答えはYESかNO。どちらかです。
一つずつ、事例を交えて解説しますね。
柱が飛びすぎていないか?
木造でも鉄骨造でも、家は柱で支えます。だから柱と柱の距離が離れすぎているのは構造的にNGです。こちらをご覧ください。
構造に関して特に力を入れている会社なら、
ウチは特殊なフレームなので…
ウチは〇〇工法なので…
こんなトークもありますが、住宅の基本は
柱と柱の距離は、最大4スパン。
これが大前提です。
8mくらい柱のない無柱空間がいい!とご希望なら、迷わずコンクリートの家にしましょう。
それくらい柱と柱の距離は、基本中の基本です。構造的に無茶をした家は、長い年月暮らしていくと天井の壁紙にクラックが発生しやすいなどの目に見えない負担がジワジワと家に影響していきます。
質問は、「柱と柱が4スパンを超えてませんか?」と聞く。
最近人気の横ならびダイニングを
希望しているならこちらもどうぞ。
間取りのコツ:横ならびダイニングの柱問題解決法。
直下率は、何%ですか?と聞く。
直下率(ちょっかりつ)とは、2階の柱の下に1階の柱がある割合のことです。
ちょっと専門的ですね。まずはこちらをご覧ください。
そして直下率の数値目安は、
直下率は、50%以上。
これが大前提です。
上下階で柱がどれだけ揃っているか?は、家の構造バランスの基本中の基本です。
質問は、「この間取りの直下率は何%ですか?」と聞く。
20年で建て替え予定なら気にしなくてもいいのですが、基本中の基本だと知っておきましょう。
家の耐震バランスを簡単にチェックするのは、
・柱と柱の距離
・直下率
この2つでOKです。
建ぺい率、容積率は何%ですか?と聞く。
建ぺい率とは、土地に対する建物の割合のこと。
容積率とは、土地に対する建物のボリュームの割合のこと。
ちょっと専門的ですよね。こちらをご覧ください。
建築基準法で、自分のことばかり考えて建物をつくらないように街並み全体のバランスを守るためのルールが、建ぺい率や容積率によって規制されています。
お客様は、これらの専門的な計算や数値をチェックしなくても大丈夫です。基準オーバーしていたら許可が下りませんから。
問題なのは、着工直前まで計画内容が「基準オーバー」であることを、分からないまま打ち合わせを進めていることです。
営業マンが作成した間取りで打合せを進めていたら、建築確認申請の段階になって、「この間取りでは建ぺい率オーバーになるので、少し家を小さくさせてください。」「そんなぁ。。」なんてことになるのでは困りますから。
質問は、「建ぺい率・容積率は何%ですか?」と聞く。
提案される間取りには、必ず面積が記載されます。面積が記載されるので、建ぺい率と容積率も瞬時に計算できます。この数字の質問に対して、回答がもじもじしているようならレッドカードです。
斜線制限は大丈夫ですか?と聞く。
斜線制限(しゃせんせいげん)とは、建てた家が隣に日陰を落としすぎないような規制のことです。
計算するときに、斜線を使うのでこのように呼んでいます。これも専門的ですよね。まずはこちらをご覧ください。
隣に家を建てるから、必ず影を落としてしまいます。でもあんまり影が大きいのは困りますよね。だから法律で制限があります。詳しい計算はプロにお任せするとして、ここでは営業マン作成プランの斜線NGで建築できないトラブル回避のためのよくある事例を紹介します。
事例1:北側を空けないといけない。
まずは、こちらをご覧ください。
太陽光発電をできるだけたくさん搭載したい場合によくあるケースです。
北側斜線制限は、住宅街の分譲地に多い規制です。営業マンが作った間取りだと、
・太陽光発電は、めいいっぱい搭載される。
・無駄な北側は、めいいっぱい狭くする。
・南側を、めいいっぱい広く確保する。
気持ちはわかりますが、建築基準法チェックを後回しにすると残念な結果になります。
事例2:角地は割とキビシイ。
まずは、こちらをご覧ください。
角地の方が、人気もあり土地の値段も高くなります。
せっかくの角地でも、営業マンが作った間取りでよくあるトラブルは、後日斜線規制がアウトだと発覚して強制的に間取り変更や屋根変更と、計画の大幅な見直しをさせられてしまいます。
家の配置を変更させてください
屋根形状を変えさせてください
窓のサイズを変えさせてください
どれも、「ええ〜〜〜!!なんで??」とビックリしちゃう大きな変更です。
こうならないために、次の質問をしましょう。
質問は、「斜線制限、大丈夫ですよね?」と聞く。
本来なら、プロ仕事として当たり前のチェック項目なんですけど、営業マン主導で進む家づくりの場合は、よくあるトラブルの一つなので、安全に進めるためのテストだと思ってください。
この質問で、「あ!」と慌てているスタッフさんならレッドカードです。
プラン決まったのに、このままだと建てられないって言われて…
気になる続きはこちら。
家ブログ第540回:配置図きちんとしてますか?
この間取りで、建築できますよね?と聞く。
こんな基本的なことを、わざわざ聞くの?と思うかもしれませんが、建築地が
・市街化調整区域
・宅地造成規制区域
・土砂災害警戒区域
・がけ認定
・計画道路
このような特殊な規制がある場所で、建てる場合です。
・ご家族の所有地
・安い掘り出し物の土地
この場合に、よく登場してきます。
敷地調査をキチンとしてくれる会社なら、事前に整理してくれた上で建築可能な詳細を説明してくれますので安心ですが、営業マンが主導で進むときには、後から発覚!なんてことも多いので注意が必要です。
まだ仮プランの段階であれば、図面に「敷地を測量後に建物配置が変わる場合があります」といった何かしらの注釈が入っているはずです。
住宅会社も不確定な状況で、嘘は言えませんから、あくまでこの計画は仮の想定で行なっていますといった説明書きが通常はあります。
真っ白い図面に家の絵がポツンと描いてあるようなケースが要注意です。そんな時にこそ、
質問は、「この間取りで建築できますよね?」と聞く。
特殊な事情が影響するなら、敷地の造成費用、配置の見直しなど、具体的な改善提案も出てきます。
合わせて「いくらかかるのか?」の見積も提示してもらいましょう。
次は、暮らし編です。
あれれ?カーポート敷地に入るのかな??
気になる続きはこちら。
家ブログ第543回:カーポート入るかな?
配置図面って見たことないなぁ。。
気になる続きはこちら。
家ブログ第540回:配置図きちんとしてますか?
4その間取り大丈夫?:暮らし編
この項目では、図面では分からないけど、実際に家が完成したらあれれ?となりやすい項目について解説します。
次の質問をすることで、具体的に「ああ。ここはこうなるんだね」と実感がつかめるので、完成して思っていたイメージと違うなんてことにならないようにうまく活用してくださいね。
配置図は、家がどこに建つのか?
ここで多いトラブルは、
「隣との距離ってこんなに狭いの?」
「駐車スペースってこんなに狭いの?」
どれも、家の配置に関することです。
可能なら、建築地に家の位置を線で描くのが1番ですが、これから土地を購入する場合はそうもいきませんよね。だから、実際のサイズ感をキチンと説明してもらっておくことが大切です。
実は、営業マンが作成する間取りは、配置計画は後回しにすることが多いのです。平面図と正面から見た外観パースだけ提案してくる場合は特に要注意です。
チェック:家は、土地のどのあたりに建つのか?
配置図面に不安がある時は
こちらもどうぞ。
家ブログ第540回:配置図きちんとしてますか?
敷地がギリギリでカーポートが
気になる時はこちらも。
家ブログ第543回:カーポート入るかな?
窓が多すぎると、寒いかも?
窓が多いほど、家が明るくなる。
窓が多いほど、家が寒くなる。
悩みますよね。
注文住宅で建てるのなら、窓をやたら多くしなくても十分明るい家になります。光熱費を安くできる省エネ性能の高い断熱の家にするのなら、
窓の計画は、数より位置です。
具体的な窓の使い方を、3つご紹介します。
窓の使い方その①:対面の窓
こちらをご覧ください。
玄関ドアから対面する反対側の壁に、窓をひとつ作ると、一気に玄関ホールが明るく抜け感を感じます。
もっと抜け感について
知りたい方はこちら。
間取りのコツ:抜けを仕掛けて、開放感を演出しよう。
窓の使い方その②:横長と縦長の特性を活かす
こちらをご覧ください。
洗面室やトイレの場合、横長窓が効果的です。
玄関ホールや階段ホール。リビングの一部などは、縦長窓も広がりを感じます。
窓のバリエーションでインテリアの感じ方がグンと変わりますよ。
窓の使い方その③:すりガラスも明るい。
こちらをご覧ください。
見られたくない窓なら、型板ガラス。
外の様子も確認したいなら、透明ガラス。
カーテンに頼らなくても、ガラスの種類でもインテリアはグンとステキになります。
窓の数を多く増やさなくても、設置位置を工夫すると明るく気持ちのいい家になりますよ。
家具がないリビングは、広く見える?
リビング20帖です!
こう言われると、嬉しくなります。でも、実際の図面は…違うことも。。
営業マンは、少しでも広く見せようとまとめてくるので、売れる間取りが人気です。本当は使いやすい間取りの方が満足度が高いのです。この違いをしっかり知っておきましょう。
だからリビングが広く見えるのか。
詳しくはこちらを。
家づくりすごろく4:リビング実は狭かった。どこを見たらいい?
え?収納込みで6畳なの??
気になる続きはこちら。
家ブログ第342回:収納込みで6帖という嘘。
扉のサイズは、狭くない?
間取りの図面を見ただけでは、ドアのサイズなんて分かりませんよね。
こちらをご覧ください。
引き戸の幅がやや狭い絵
引き戸は扉2枚分の幅が必要です。だからあれれ?なんだかこのドア少し小さいような。と感じたらそれは間違っていません。
扉1枚分の幅が70センチより小さい時は、要注意です。工事現場で気付いても遅いのです。
毎日出入りするからこそ、ドアのサイズはチェックしておきましょう。
その窓から、何が見える?
家が完成したら、隣の家のトイレの窓が目の前だった・・
こんなさみしいことはありません。
営業マンが作成する間取りは、配置図を省略する傾向があることをお話ししましたが、そうなると隣地の状況まで目がいかなくなります。
でも、生活が始まると隣家の窓って結構気になるものです。
特に覗かれたり、視線を気にされるお客様なら早い段階から意識して打ち合わせで質問されるので安心ですが、なかなかそこまで目がいかないものです。
だからこそ、
「その窓から、何が見える?」
と少し立ち止まって考えてみることは、大切です。
構造検討・採光検討・断熱計算などの観点から、一度決めた窓の変更は容易ではないと知っておきましょう。
玄関の軒の出は、濡れない?
少しでもリビングを広くしたい
少しでも収納を多くつくりたい
誰もが希望することです。
だから最終的にしわ寄せが来るのが、玄関です。
こちらをご覧ください。
傘を開いて玄関ドアを開けてお出かけすることはありません。
玄関の外に出て、傘を開きます。
玄関の軒の出は、とても大切です。
毎日使う玄関だから、濡れたくない。
気になる続きはこちら。
家ブログ第212回:玄関ポーチの軒は1m欲しい。
収納込みで、6帖はダメ
営業マンが作る間取りは、“売れる間取り“であることが多いです。
つまり、少しでも広く見せるテクニックを使ってあるのです。前述のリビングを広くみせるのと同じです。
収納は部屋ではありません。収納を含めた帖数の表現は間違いです。
収納の中には、ベッドもデスクも置きませんよね。くれぐれも誤解しないでくださいね。
部屋を広く見せたいのはわかるけど、
気になる続きはこちら。
家ブログ第342回:収納込みで6帖という嘘。
最後は、担当者編です。
5その間取り大丈夫?:担当者編
ここのテーマは、間取り図面の中身ではありません。大切なマイホームを任せるメインの担当さんについても、少しチェックしておくポイントをご紹介します。
担当さんは、建築士かな?
車は整備士。
税金は税理士。
訴訟は弁護士。
生命保険や自動車保険ですら、保険の免許を持っていない人は保険の契約をしてはいけません。
でも、家は、違うんです。
建築士じゃなくても営業マンです。
建築士じゃなくても設計担当です。
建築士は家の許可申請(建築確認申請)の業務の時だけ登場します。
でも、家は建築物ですから、やっぱり担当さんが建築士かどうかはチェックしておきましょう。フォローしてくれるスタッフさんが建築士かどうかも同様です。
名刺の肩書きがプロっぽい?
詳しくはこちらを。
家ブログ第4回:偽専門家の肩書きにご注意を。
この担当さんと、家づくりしたいな。
家づくりにはたくさんのスタッフが関わってくれます。1人社長の工務店で家をお願いするなら、社長さんがずっと窓口ですが、レアケースです。
住宅会社なら、
・営業マン
・設計
・コーディネーター
・工事監督
・アフター
最低でもこれくらいの業務があります。1人で二役兼任なんてこともありますが、家づくりは「人」で決まります。
人の手で、設計する
人の感性で、コーディネートする
職人の手で、工事する
たくさんの人が力を合わせて家が完成します。
やっぱり人です。
1番長くお付き合いする営業マンは、やっぱり重要なキーマンです。
「この人に任せたい!」
「この人と進めたい!」
そう思える瞬間があるかどうか?
実は、とても重要なことです。
家は担当で決まります。
詳しくはこちら。
家ブログ第136回:この人に頼みたい!と思えたら最高。
図面に、作成日付の記載がある?
図面打ち合わせは、一回で終わることはありません。
何度もやりとりすることになります。
その都度、修正図面が出てきます。
さて、後から振り返って、どの図面がいつ打合せした時のものだったでしょうか?
記憶に頼るのはキケンです。
言った言わないになると、トラブルの元。
だから「図面」は重要です。
その図面には「作成日」が書いていないと、いつのものだったか?分かりません。
そして、図面はお客様とスタッフの双方が保有していますから、初めて⚪︎月⚪︎日の内容の〜と話が展開できるのです。
日付、意外と抜けているケースが多いですから、ご注意くださいね。
図面トラブルで多いのはコレ。
気になる続きはこちら。
家ブログ第300回:図面に日付はありますか?
提案内容に、キャッチコピーがある?
注文住宅は、あなたの家です。
だから、あなたのための設計をした唯一の家です。
どうしてこういう間取りにしたのか?という“設計コンセプト“が必ずあります。
・ロケーションを楽しめる窓にした
・とにかく時短で楽できる動線にした
・いつでも開放感のある空間にした
設計者の想いが、図面にのって伝わってきます。
設計者の想いが、コトバになっていたら最高ですね。
提案されたプレゼン内容に
設計コンセプトがあると嬉しいね。
詳しくはこちら。
家ブログ第395回:キャッチコピーはありますか?
6正解はコレ
本当の建築のプロが担当さんなら、この内容は必要ありませんが、住宅会社の担当さんはお客様から選べません。選べと言われても、誰が当たりかなんて分かりません。だからこそ、提案された内容はお客様の方でもチェックするのをお勧めしています。大切なマイホームを注文住宅で建てるからこそ、ミスを探すのではなく、この計画をがより良いものになるためにと楽しみながら、新生活を想像して欲しいなと思います。
チェックマンになる ❌
もっといい家にしよう ⭕️
気持ちの持ちかたで、家づくりはすごく楽しいものになります。せっかく建てるマイホーム。一つひとつのプロセスを味わっていきましょう〜。